2021.07.30

帝京長岡との激闘に勝ち抜き中部大第一がIH初制覇!/インターハイ2021決勝

決勝戦で両チーム最多の18得点を挙げた中部第一の坂本康成 [写真]=伊藤 大允
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 7月30日、「令和3年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」男子決勝が行われた。東海大会優勝の中部大学第一高校(愛知県)と地元で北信越大会優勝の帝京長岡高校(新潟県)が対戦。両校とも勝てばインターハイ初優勝となる。

 互いに初優勝を目指しての試合もあり、出だしは硬さが見られてなかなかシュートを決められない。その中で中部大第一は福田健人(3年)、坂本康成(2年)が効果的に3ポイントシュートを決めてリードを奪う。

 第2クォーター、帝京長岡はディフェンスのプレッシャーを高めて反撃。コネ ボウゴウジィ デット ハマード(2年)がゴール下で加点し、逆転に成功。その後は激しい攻防が繰り返される。前半を終え、24−23で中部大第一が1点リードで折り返した。

 後半の出だし、中部大第一は9−0のランを見せ、リードを10点に広げる。帝京長岡はタイムアウトを取って立て直しを図るも、その後も勢いが止まらない中部大第一は第3クォーターを18−6とし、最後クォーターへ。

 消耗戦となった最後の10分、中部大第一が帝京長岡の攻撃を8得点に抑えてゲームセット。中部大第一が54−37で勝利し、インターハイ初優勝を果たした。

■試合結果
中部大第一 54−37 帝京長岡
中部大第一|15|9|18|12|=54
帝京長岡|12|11|6|8|=37

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