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久保田とともにチームハイの25得点をマークした藪[写真]=JBA
23日、「SoftBank ウインターカップ2021 令和3年度 第74回全国高等学校バスケットボール選手権大会」が開幕し、八雲学園高等学校(東京都)は大阪桐蔭高等学校(大阪府)と対戦した。
試合開始から互角の戦いを見せる両チーム。八雲学園は4番の久米田琉菜を中心にオフェンスを展開するが、残り3分ごろから立て続けに3ポイントシュートを決められてしまい、ペースは一気に大阪桐蔭へ。沈めたいシュートも入らず、11-29で第1クォーターを終える。
迎えた第2クォーター、なんとか点差を詰めたい八雲学園は、久保田と薮未奈海がオフェンスをけん引する。果敢にゴールへアタックすると、フリースローもしっかりと沈めて残り3分半で8点まで点差を縮小。そこからは決め合う展開が続き、31-43と八雲学園が12点のビハインドで試合を折り返す。
試合が傾いたのは第3クォーター後半。藪がシュートタッチをつかむと怒涛の得点を見せ、久保田と田中愛聖の援護もあって残り1分で3点差に。大阪桐蔭の攻撃も抑え、終了間際に田中が2点を沈めて52-55と八雲学園がたたみかけた。
八雲学園の勢いは第4クォーターでも健在で、残り3分で64-57と7点のリード。大阪桐蔭にじわじわと点差を詰められ、終盤の大事なフリースローを落とすなど危ない場面も見られたが、68-66で八雲学園が逃げ切っての勝利となった。
■試合結果
大阪桐蔭高等学校 66-68 八雲学園高等学校
大阪桐蔭|29|14|12|11|=66
八雲学園|11|20|21|16|=68