2023.12.28

福岡第一との頂上決戦へ…福岡大附属大濠の渡邉伶音「最後に決着をつけたい」

準決勝で22得点を挙げた福岡大学附属大濠の渡邊伶音 [写真]=伊藤大允
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 12月28日に東京体育館で「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」男子準決勝が行われ、福岡大学附属大濠高校(福岡県)が土浦日本大学高校(茨城県)と対戦。71-57で勝利を収め、2年ぶりの決勝進出を果たした。

 チーム最多22得点14リバウンドを記録した2年生の渡邊伶音は「大会を通じて、自分たちはアジャストできる実感がありました。思い切りよくプレーできたのは良かったです」と振り返った。

 福岡大附属大濠にとって2年ぶりの決勝だが、渡邊にとっては“未知の世界”。「自分はこういう大舞台にきたことがありません。優勝という景色を見たことがないので、それに向かっていくこと。自分たちは経験が浅いチームですけど、思い切りよく楽しんでプレーしたいです」話した。

 福岡大附属大濠は前回大会を準々決勝敗退で終え、渡邊自身もコートに立てず悔しさを味わった。ただ、2年生になると、「自分がやらなければいけない気持ち」が芽生えたという。

「まだまだですけど、チームを勝たせられる力は徐々についてきたと思います。それを明日も発揮できれば本物だと思います」

 第2試合の結果、決勝の対戦相手は福岡第一高校(福岡県)に決定。相手エースの崎濱秀斗が不在だった福岡県予選では勝利したが、「秀斗さんがいる時には負けています。福岡第一だったら最後に決着をつけたい。自分たちらしく頑張りたいです」と意気込んだ。

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