2024.01.22

福大大濠の2年生、渡邉伶音がB2最年少出場記録を達成「ずっと夢に見てきた舞台」

B2最年少出場記録を達成した福大大濠の渡邉伶音[写真]=B.LEAGUE
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 1月21日、B2リーグ第17節が各地で開催され、ライジングゼファー福岡に特別指定選手として加入している渡邉伶音(福岡大学附属大濠高校2年)が、B2最年少出場記録を達成した。

 現在17歳の渡邉は206センチ98キロの体格を誇るビッグマン。地元の千葉ジェッツU15でプレーした経験を持ち、高校進学後は国内のみならず、世代別日本代表としても活躍する。また、「ウインターカップ2023」では2年生ながらチームの大黒柱を担い、福大大濠を準優勝に導いた。

 5日の試合よりチームに帯同していた渡邉は、21日に千葉ポートアリーナで行われたアルティーリ千葉戦に出場。17歳9カ月19日という若さでBリーグデビューを飾り、6日に福島ファイヤーボンズ菅野陸(帝京安積高校3年)が達成したばかりのB2最年少出場記録を更新した。

出身地の千葉県でBリーグデビューを果たした[写真]=B.LEAGUE

 渡邉は第1クォーター残り3分25秒に出場機会を得ると、さっそくブロックを記録。その後、ドライブからのレイアップ、3ポイントシュート、フリースローを放つが、いずれも決め切ることはできず。それでも、10分1秒間にわたる出場で貴重な経験を積んだ。

 渡邉は「積極的にアタックできたのは良かったですけど、決め切るべきシュートを決め切れなかったことが反省点です」とデビュー戦を振り返る。

 さらに、「ずっと夢に見てきた舞台に初めて立つことができて、まずはすごくうれしかった」と素直な心境を語りつつ、「しかし、緊張もあり、大舞台で力が発揮できなかったのでまだまだ自分の大きな課題だと思いました」とさらなる成長へ向けて気を引き締めた。

第1クォーターから出場機会を得るなど、今後に向けても大きな経験を積んだ[写真]=B.LEAGUE

 福岡は次戦、26日にホームで越谷アルファーズと対戦するが、渡邉の動向にも注目だ。

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