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夏のインターハイを制した京都精華学園高校(京都府)が大会2連覇し、「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」女子の部は幕を閉じた。本稿では、決勝終了後に発表された大会ベスト5の選手たちが、今大会においてどのような成績を残したのか、各試合における成績を中心に振り返っていく。女子部門第4弾となる今回は、見事優勝した京都精華学園高校(京都府)のディマロ ジェシカをピックアップする。
・2回戦 83○63 浜松開誠館高校(静岡県)
∟30分56秒出場/36得点/3P 0/0/17リバウンド/2アシスト/0スティール/3ブロック
・3回戦 95○67 県立下妻第一高校(茨城県)
∟21分29秒出場/37得点/3P 0/0/15リバウンド/0アシスト/0スティール/0ブロック
・準々決勝 84○57 聖和学園高校(宮城県)
∟28分16秒出場/33得点/3P 0/0/14リバウンド/0アシスト/1スティール/2ブロック
・準決勝 85○62 東海大学付属福岡高校(福岡県)
∟25分40秒出場/18得点/3P 0/0/8リバウンド/0アシスト/0スティール/1ブロック
・決勝 63○59 岐阜女子高校(岐阜県)
∟32分23秒出場/26得点/3P 0/0/13リバウンド/1アシスト/0スティール/0ブロック
・合計:138分44秒出場/150得点/3P 0/0 0%/67リバウンド/3アシスト/1スティール/6ブロック
188センチの体格を活かしたゴール下での得点やリバウンドでインサイドの要を務めているジェシカ。それだけでなく、リバウンドから速攻で前を走るなど走力にも定評がある選手だ。これらのストロングポイントに加え、京都精華学園中学校からの同級生である堀内桜花、八木悠香との息のあった唯一無二のコンビプレーで前人未到の新3冠を成し遂げた。
3試合で30得点越えのダブルダブルを達成と、今大会でも得点源として最高の活躍をみせている。37得点15リバウンドを叩き出した県立下妻第一高校との3回戦は、21分29秒の出場にとどまっていたことから短いプレータイムでも確実に結果を出すことができる爆発力を兼ね備えていることがわかる。また、この試合で記録した37得点と初戦で叩き出した36得点は今大会の1試合個人得点トップ10にそれぞれランクインしている。6年間を過ごした京都精華学園から羽ばたき、どのような活躍を見せてくれるのか。今後の更なる成長にも期待したい。