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8月7日、福岡県福岡市で開催されている「令和6年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」の男子準々決勝が照葉積水ハウスアリーナで行われ、福岡大学附属大濠高校(福岡県)が鳥取城北高校(鳥取県)に65-56で勝利した。
試合序盤からリードしたのは鳥取城北だった。巧みなドライブで敵陣を切り裂く新谷勇晴と、インサイドを支えるハロルド アズカがチームをけん引し、第1クォーターを12-19とリード。第2クォーターまで強度高く、効率よく得点を重ねた鳥取城北が優勢の展開だった。
それでも、福岡県予選と九州大会を制した福大大濠も、湧川裕斗が立て続けに3ポイントを決めるなどスコアを伸ばすと、2点ビハインドとして迎えた後半には、見竹怜や高田将吾といった昨年から主軸を担ってきた男たちが奮闘し形勢逆転。試合時間残り1分をきった最終盤にエースの湧川が勝利を手繰り寄せる3ポイントを決め、接戦を制した。
地元開催のインターハイに臨んでいる福大大濠は、キャプテンも務める湧川が4本の3ポイントを含むチーム最多20得点を挙げ、渡邉伶音、高田、見竹も2桁得点を記録。鳥取城北はアズカが20得点19リバウンド、ベンチスタートだった新谷もゲームハイに並ぶ20得点と存在感を示したが、終盤の勝負どころで踏ん張りきれなかった。
苦しみながらも激戦を制した福大大濠は、明日8日13時40分から照葉積水ハウスアリーナにて行われる男子準決勝第1試合で、開志国際(新潟県)vs美濃加茂(岐阜県)の勝者と対戦する。
■試合結果
<インハイ男子準々決勝>
福岡大学附属大濠 66-56 鳥取城北
福大大濠|12|24|15|15|=66
鳥取城北|19|19|10| 8|=56