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美濃加茂が福大大濠を破り決勝進出…真っ向勝負制しインハイ初優勝に王手

美濃加茂のキャプテンを務める藤田大輝[写真]=佐々木啓次
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 8月8日、福岡県福岡市で開催されている「令和6年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」の男子準決勝が照葉積水ハウスアリーナで行われ、美濃加茂高校(岐阜県)が福岡大学附属大濠高校(福岡県)に76-68で勝利。初のインターハイ決勝進出を果たした。

 試合序盤は、強度高く先手をとった美濃加茂がリードしたが、福大大濠も渡邉伶音の連続スリーなどで応戦し、16-16の同点で最初の10分を終了。第2クォーターは福大大濠にミスが続き、エブナフェイバーのダンクなどで勢いに乗った美濃加茂がリード。5点差の39-34で折り返した。

 ハーフタイム明けの第3クォーターは、福大大濠が立ち上がりからインサイドを攻め1点差とすると、同中盤から目まぐるしい展開に。55-53と2点差で突入した第4クォーターも一進一退の攻防が続く中、逃げる美濃加茂は藤田大輝、福大大濠は湧川裕斗が立て続けに3ポイントを決め、両キャプテンがチームを鼓舞。しかし、最終盤はリバウンド争いを制した美濃加茂が逃げ切り勝利。同校としては初の決勝進出を果たした。

 競り勝った美濃加茂は、スターターの5人が全員フル出場し、エブナフェイバーが15得点19リバウンド、藤田が3ポイント4本を含む22得点4スティール、関健朗が同3本を含む17得点、後藤宙が14得点を記録。福大大濠は25得点の湧川をはじめ、渡邉、高田将吾も2桁得点を挙げたが、美濃加茂の力に押し返される格好となった。

 初優勝に王手をかけた美濃加茂は、明日9日11時50分から行われる決勝で、東山(京都府)vs福岡第一(開催地)の勝者と対戦する。

■試合結果
<インハイ男子準決勝>
福岡大学附属大濠 76-68 美濃加茂
福大大濠|16|18|19|15|=68
美濃加茂|16|23|16|21|=76

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