2018.11.29
11月26日の夕方、「FIBAワールドカップ2019 アジア2次予選Window5」が行われる富山入りした男子日本代表。翌27日の午前、試合会場となる富山市総合体育館のサブアリーナにおいて、シューティングで汗を流してコンディション調整を行った。練習の最後の30分間はメディアに公開され、その後、フリオ・ラマスヘッドコーチが取材陣に対応した。
富山ではカタールとカザフスタンとの対戦が待っている。しかし、ラマスHCは「今の段階では、最初に戦うカタールとの一戦のことだけを考えている。目の前にあるこの試合のことだけに集中して、全力を注いでそこで勝利を飾れるようにしたい。2試合目のことは考えず、その先にあるワールドカップ出場という目標に進みたい。試合というのは1試合1試合が大事なのだ」と、11月30日のカタール戦に向け一戦必勝の構えだ。
カタールの印象を聞かれたラマスHCは「我々の知っている情報で言えば、選手たち個々のものだけ。ヘッドコーチが交代してチームとして新体制で臨んでくるだけに、分からないことも多いと言えるだろう。何人かは注意しなければいけないが、チーム自体がどう出るのかが分かりかねる」と警戒の色を強めた。
文=入江美紀雄
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