2022.09.03
8月12日、男子日本代表(FIBAランキング38位)がゼビオアリーナ仙台にてイラン代表(同23位)との「SoftBank カップ 2022」に向けた前日練習を実施。練習後に河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)が取材に応じた。
河村は6月上旬に行われたディベッロプメントキャンプから継続して日本代表活動に参加。「ここ2カ月、トム(ホーバス)HCのバスケットをやっていて、理解している選手の1人」だと自覚しており、「若手ですけど、プレー面でリーダーシップを発揮していきたいです。アグレッシブなディフェンス、ドライブインからのキックアウトは自分の役割なので、ブラさずにやっていきたいです」と話した。
「FIBAアジアカップ2022」グループステージ第3戦の前回対戦ではわずか8分35秒のプレータイム。「出られなかった理由があるはずです。自分のアグレッシブなディフェンスがうまくできなかったというか、空回りしていた部分があったと思います」と振り返り、「相手のキーマンとなる(ベフナム)ヤクチャリ選手は素晴らしいポイントガードだと思うので、そこを自分がシャットアウトして、イランの流れを止められるようにディフェンスで頑張りたいと思います」とリベンジを誓った。
渡邊雄太や富永啓生(ネブラスカ大学)は今回のメンバーから外れたものの、馬場雄大と比江島慎(宇都宮ブレックス)などが新たに合流。「比江島選手はハーフコートでも、ピック&ロールのプレーもできます。遠慮なくというか、ボールを預けてゲームメイクしてほしいと思います。馬場選手はトランジションの部分で僕と息が合うのかなと。先輩2人の良さを活かせるようにプレーしたいです」と、ポイントガードとしてチームメートの持ち味を最大限に発揮させるつもりだ。
イラン戦は2月以来の国内戦で、追加販売されたスタンド自由席を除いて2試合ともチケット完売。満員が予想される中、「皆さんの声援があることで、士気が上がります。ホームを感じられるのはいいこと。いい雰囲気でプレーできると思います。(相手への対策を)合宿で準備してきたので、同じ相手に試せるいい機会。準備してきたことを発揮できるように頑張りたいです」と“国内デビュー戦”に向けて意気込んだ。
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