2022.08.13

日本が“ジョーダンブランド初陣”で格上イランに勝利…馬場雄大が19得点、須田侑太郎は3P6本成功

馬場がホーバスジャパンデビュー戦で躍動 [写真]=伊藤 大允
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 8月13日にゼビオアリーナ仙台で「SoftBank カップ 2022」第1戦が行われ、男子日本代表(FIBAランキング38位)が男子イラン代表(同23位)と対戦した。

 日本は富樫勇樹千葉ジェッツ)、比江島慎宇都宮ブレックス)、馬場雄大井上宗一郎サンロッカーズ渋谷)、ウィリアムスニカ島根スサノオマジック)の5人が先発出場。ジョーダンブランドのユニフォームを着用して最初のゲームに臨んだ。

 先制点こそ相手に許したものの、富樫が3ポイントシュートでチーム初得点を記録。馬場、井上も得点を重ね、6-2とリードを奪った。第1クォーター途中に須田侑太郎名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)、西田優大シーホース三河)、河村勇輝横浜ビー・コルセアーズ)、吉井裕鷹アルバルク東京)、シェーファーアヴィ幸樹(三河)の5人が交代でコートに立つと、西田が積極的なドライブから得点を決めれば、シェーファー、須田が3ポイントを成功。吉井のリバウンド、河村のディフェンスも光り、18-10と8点リードで最初の10分間を終えた。

 スターティングファイブに戻した第2クォーターは開始約3分にウィリアムスがインサイドで得点を挙げ、直後に馬場のスティールから比江島が速攻で加点した。馬場はディフェンス面に加え、オフェンスリバウンドを押し込み、技ありの“3点プレー”も決めるなど、この10分間で9得点をマーク。前半の3ポイント成功は14本3本にとどまったが、33-24とリードでハーフタイムを迎えた。

ディフェンスの活躍が光った河村 [写真]=伊藤 大允

 第3クォーターは開始早々に再び馬場のスティールから比江島が得点を記録。3連続失点で35-30と点差を詰め寄られたものの、馬場が3ポイントを沈めた。しかし、相手のシュートが決まり始め、残り2分9秒の時点で44-46。残り2分を切って馬場が2本目の3ポイントを決めると、須田も長距離砲を射抜き、53-50とリードを奪い返した。

 第4クォーターも一進一退の展開が続く中、須田、井上の3ポイントで応戦し、開始3分28秒に64-60と4点リード。さらに須田が立て続けに3ポイントを沈めれば、富樫の3ポイントもあり、75-69と6点差に広げた。3点差まで詰め寄られた試合終了残り1分19秒に富樫のアシストから井上が3ポイントを成功。終盤はイランから逃げ切り、82-77で接戦を制した。

 馬場がホーバスジャパンデビュー戦で19得点3ステールと躍動したほか、須田が3ポイント6本などで20得点、富樫が10得点をマーク。チーム全体で3ポイントシュート確率は35本中13本成功の37.1パーセントだった。

 なお、第2戦は14日12時50分から行われる。

■試合結果
男子日本代表 82-77 男子イラン代表
JPN|18|15|20|29|=82
IRN|10|14|26|27|=77

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