2023.08.23
8月15日、「SoftBank CUP 2023 東京大会」が有明アリーナで行われ、ワールドカップを目前に控えるバスケットボール男子日本代表(FIBAランキング36位)はアンゴラ代表(同41位)と対戦。32-36と4点ビハインドで前半を終えるも、第3クォーターで逆転に成功し75-65で勝利した。
この試合で6本の3ポイントを含むチーム最多の20得点をマークした富永啓生(ネブラスカ大学)は、河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)、渡邊雄太(NBAフェニックス・サンズ)、ジョシュ・ホーキンソン(サンロッカーズ渋谷)、吉井裕鷹(アルバルク東京)とともに、スターティングラインナップに名を連ねた。
練習でもあまり組んだことがないという布陣だったようだが、試合後の会見では「すごくプレーしやすかった」と話すなど手応え上々。特に同世代の河村については「アンダーカテゴリー時代からずっと一緒にやっているというのもあるので、そこのケミストリーはすごく良いと思います」と相性の良さを語った。
チームとしては前半に苦戦したことを認めつつ、ハーフタイム明けの後半は「自分たちのプレッシャーディフェンスであったり、相手の足が止まりかけた時にペイントアタックからキックアウトして3ポイントシュートを打つということであったり、自分たちのバスケットができたと思います」と頷いた。
また、第2クォーターで渡邊雄太が右足首を捻挫しコートを去る事態に見舞われたあと、ベンチから声を出し、チームを鼓舞する姿が印象的だったことについて問われると、「意識してやっていたわけではないのですが、雄太さんがいなくなってしまって誰かが盛り上げていかないといけないというところで、まずは自分が率先してやろうとしました」と答えた富永。現在の日本代表では河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)に次いで2番目に若い22歳だが、年齢関係なくプレー以外でもチームを牽引しようする姿勢を見せた。
残された強化試合も17日のフランス戦、19日のスロベニア戦の2試合となり、ワールドカップ初戦の25日・ドイツ戦まで10日を切った。富永は「対戦相手のレベルがもっともっと上がっていくなかで、なかなか簡単にはパスを通させてもらえないと思いますが、自分たちの速いペースからのバスケットを遂行していきたいですし、自分たちのバスケットがどれだけ通用するのか楽しみでもあります」と、高揚感も滲ませながら強豪たちとの対戦を見据えた。
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