2023.08.31

バスケW杯出場国の“格付け”更新…日本代表は8ランクアップの18位に

1次ラウンドは1勝2敗だった日本代表[写真]=fiba.basketball
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 8月31日、国際バスケットボール連盟(FIBA)は公式サイトを更新し、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」に出場している全32カ国の「パワーランキング」第4弾を発表。フィンランドから金星を挙げた日本代表(FIBAランキング36位)は、8ランクアップの18位に格付けされた。

 前回のパワーランキング第3弾は大会開幕直前に発表され、日本は26位とされていたが、今回は1次ラウンド終了時点での戦いぶりを反映しパワーランキングを更新。FIBAは「女子日本代表の活躍を目の当たりにしてきた私たちは、こうなる可能性を予感していた」とし、女子日本代表を東京オリンピック銀メダルに導いた“知将”トム・ホーバスヘッドコーチの存在に言及。

 NBAプレーヤーの八村塁を欠きながらも健闘する日本代表を称えつつ、「若いガード、多くのパスとシュート…。今後、間違いなく“日本”のことを耳にすることになるだろう」と、さらなる躍進を期待した。

 なお、日本代表はパリオリンピック出場権を争うアジア勢のなかでも最高位にランクイン。順位決定ラウンドで対戦するベネズエラは30位、カーボベルデは25位で、いずれも日本より下位と評価された。

 今回のパワーランキングで最もランクダウンしたのは、15ランクダウンで31位まで急降下したメキシコ代表(FIBAランキング31位)で、逆に最も上昇したのは9ランクアップで23位に浮上したコートジボワール(同42位)。アメリカとスペインの上位2カ国は変わらず、カナダが2ランクアップで3位に浮上した。

■ FIBA公式「ワールドカップ2023パワーランキング」第4弾
順位 国名(グループ/FIBAランク)
1位 アメリカ(J/2位)
2位 ドイツ(K/11位)
3位 カナダ(L/15位)
4位 スペイン(L/1位)
5位 スロベニア(K/7位)
6位 セルビア(I/6位)
7位 ドミニカ共和国(I/23位)
8位 オーストラリア(K/3位)
9位 リトアニア(J/8位)
10位 ラトビア(L/29位)
11位 イタリア(I/10位)
12位 ブラジル(L/13位)
13位 ギリシャ(J/9位)
14位 モンテネグロ(J/18位)
15位 ジョージア(K/32位)
16位 プエルトリコ(I/20位)
17位 フランス(P/5位)
18位 日本(O/36位)
19位 フィンランド(O/24位)
20位 ニュージーランド(N/26位)
21位 南スーダン(M/62位)
22位 アンゴラ(M/41位)
23位 コートジボワール(P/42位)
24位 エジプト(N/55位)
25位 カーボベルデ(O/64位)
26位 フィリピン(M/40位)
27位 中国(M/27位)
28位 ヨルダン(N/33位)
29位 レバノン(P/43位)
30位 ベネズエラ(O/17位)
31位 メキシコ(N/31位)
32位 イラン(P/22位)

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