2023.06.23
過去にウインターカップを沸かせた選手たちの多くが大学に進学して活躍している。その中から今年のウインターカップに出場するチームの先輩たちに、大学バスケで感じたこと、そしてウインターカップで期待する後輩について話を聞いた。
■大学の先輩に直撃(1)中田嵩基(筑波大学1年/福岡大学附属大濠高校出身)
——高校バスケと大学バスケの違いを教えてください。
中田 頭を使うことが増えたなと。セットプレーにしても筑波は30、40くらいあって、その中でクリエイトしないといけないです。高校の時も比較的多い方だったんですけど、それを瞬時に使っていかないといけないのがすごい大変かなって思います。あとは大きい選手がガードみたいなことをするのが大学バスケのすごいところかなと思うので、アジャストしていくのが大事なのかなって思います。
——ご自身の今後の課題は?
中田 セカンドユニットで出てるので、自分の流れが悪い時とかにどうやってオフェンス組み立てるかが今の課題だと思います。(今シーズンは)あまり流れが良くない時間帯が多かったです。そういった部分ではガードとして声を掛けることも大事ですけど、得点を取ったりアシストしたりというのが今は必要なのかなと思っています。
——筑波大学に入学して良かったところは?
中田 先輩が優しいところです。最初は牧(隼利/4年)さんとかめっちゃ真面目な人で結構カチカチな人なのかなと思ったんですけど、接してみると結構バカな人でフレンドリーです(笑)。でも、練習はストイックでメリハリがあるので、筑波に入って良いなと思うのはそういうところです。井上(宗一郎/2年)さんとかもすごく自主練とかして刺激もらるので、そういった部分では結構尊敬してます。
——母校・福岡大学附属大濠高校の注目の選手を教えてください。
中田 西田公陽選手(3年)です。
——西田選手はどんな選手ですか?
中田 仲良い後輩でいろいろ相談とか2人でしてた時もあったので、すごく思い入れがある選手です。彼はすごくフィジカルがあって3ポイントだけじゃなくてドライブもいける選手なので、観客を沸かせられるようなプレーを期待してほしいなと思います。
——普段はどんな選手何ですか?
中田 せびてきますね。高校の時は「ご飯行きましょう」とか言われると、いつも僕が奢っていました。金づるにされてましたね(笑)。真面目な話をすることもあるんですけど、基本的にはいつも自分のお腹触ってポンポンってやったりとか、かわいい後輩だと思います。
——母校へのメッセージをお願いします!
中田 自分たちの代では福岡第一(高校/福岡県)に負けてウインターカップ出れなかったですけど、今年は出場することができて良いパートに入ったなと。優勝を狙える位置にいますし、最後は気持ちと負けたくないという信念がある方が勝つと思うので、そういったプレーを自分の代から引き継いでるはずです。それを全国でアピールしてぜひ優勝してください!
映像・文=CSPark
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