2023.07.17
7月15日、スペインのマドリードで「FIBA U19 女子バスケットボールワールドカップ2023」が開幕し、U19女子日本代表がU19イタリア代表と対戦した。
試合開始からリードを奪った日本は、29-19で第1クォーターを終えると、続く第2クォーター、第3クォーターでもリードを拡大し、最後は92-71で快勝した。この試合では日本の3ポイントシュートが大爆発。薮未奈海(デンソーアイリス)が3本の3ポイントを決めると、佐坂光咲(白鷗大学2年)と山本遥香(立命館大学2年)が4本ずつ沈めて見せた。
2ポイントはチーム全体で計33本試投(うち18本成功)だったのに対し、50本もの3ポイントを放った若き女子日本代表は、そのうち16本を成功させ、勝利の大きな原動力となった。1試合で16本の3ポイント成功数は、同大会の歴史上2位タイの好記録となった。なお、2位タイのもう1試合は2011年に日本が記録したもので、当時の対戦相手は偶然にも同じくイタリア代表となっている。
また、歴代最多記録は19本となっているが、こちらも2021年のチャイニーズ・タイペイ戦で日本が樹立した記録だ。1997年以来、1試合で15本以上の3ポイントを成功させた例は8件しかなく、アメリカが2005年にコンゴ民主共和国戦で15本、オーストラリアが2021年にエジプト戦で15本、残りの6件はすべて日本が記録している。
■U19女子ワールドカップ チームの3ポイント成功記録(1試合15本以上)
【2023年】
16本:日本(イタリア戦)
【2021年】
19本:日本(チャイニーズ・タイペイ戦)
15本:オーストラリア(エジプト戦)
15本:日本(カナダ戦)
【2011年】
16本:日本(イタリア戦)
15本:日本(オーストラリア戦)
【2007年】
15本:日本(セルビア戦)
【2005年】
15本:アメリカ(コンゴ民主共和国戦)
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