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8月10日から13日の期間、国立代々木競技場第二体育館にて開催される「Sun Chlorella presents World University Basketball Series(WUBS)」は、昨年産声をあげたアジアの大学バスケ界がより高みを目指すために創設された国際バスケットボール選手権大会。2回目となる今回は計8大学が参加して、2代目WUBSチャンピオンを目指す。『大学バスケの新時代』と銘打たれた真夏の祭典を前に、出場チームを紹介する。
8月25日開幕するFIBAワールドカップ2023は日本のみならず、フィリピン、インドネシアの3カ国での共催。残念ながら開催国としての出場はならなかったが、バスケ熱の高いインドネシアの首都ジャカルタでは連覇を狙うスペイン、NBA選手で構成され優勝候補の一角と目されるカナダがプレーすることになっている。インドネシアは、2022年5月にハノイ(ベトナム)で開催された東南アジア競技大会では、ラベナ兄妹擁する強豪フィリピン代表との決勝を85-81で制し、金メダルを獲得した成長著しい注目すべき国だ。
そのインドネシアから初めてWUBSに出場するのがペルバナス・インスティテュートだ。同校はインドネシア大学リーグLIMA (Liga Mahasiswa) の2022年チャンピオン。一昨年には準優勝を果たしており、インドネシアの大学トップチームと言えるだろう。また、WUBSにメンバー登録されている12名の選手のうち、過半数を超える7名の選手がインドネシア大学リーグLIMAのシーズンと被らないタイミングで、インドネシアのプロリーグであるIBLでもプレーしているユニークなチームでもある。
ペルバナス・インスティテュートのヘッドコーチを務めるラクマッド・ヒダヤ氏がWUBS出場にあたりコメントを発表した。
「『WUBS 2023』に参加できることを楽しみにしています。今大会はチームにとって、大学バスケットボール界において自分たちがどのような位置にいて、何を改善できるかを考える、素晴らしい機会になると思っています。また、ともに歩んでいく仲間と出会う機会にもなると考えています」
ペルバナス・インスティテュートは8月11日第3試合(16時ティップオフ予定)で昨年のインカレ準優勝の白鷗大学と対戦することになっている。日本の実力派チームに対して、どのようなプレーを見せてくれるのか、注目が集まる。