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4月10日、国立代々木競技場第二体育館(東京都)で、第23回Wリーグプレーオフのセミファイナルが行われ、トヨタ自動車アンテロープス(2位)はシャンソン化粧品シャンソンVマジック(6位)と対戦した。
接戦となった試合序盤、三好南穂が2本の3ポイントを含む8得点と存在感を発揮。リードチェンジを繰り返す一進一退の展開となるも、最後は馬瓜ステファニーやシラソハナファトージャの得点でトヨタ自動車がリードを奪い、19-15で第1クォーターを終えた。
続く第2クォーター、シャンソンの得点が伸び悩むなか、トヨタ自動車がジリジリとリードを広げる展開に。中盤には山本麻衣の長距離砲が決まると、長岡萌映子が華麗なノールックパスでソハナの得点を立て続けにアシスト。早い展開から得点を重ねたトヨタ自動車が、37-25と2ケタリードを奪って試合を折り返す。
迎えた第3クォーター、トヨタ自動車は山本や馬瓜ステファニーの得点でリードを保つ。終盤には宮下希保の連続得点に加え、川井麻衣の3ポイントも決まり、60-42とさらにリードを広げた。
第4クォーター序盤、ソハナがオフェンスリバウンドから得点を重ねる。攻撃の手を緩めないトヨタ自動車は、宮下や馬瓜ステファニーが得点を伸ばすと、終盤には河村美幸がインサイドで存在感を示し、83-63と20点差で勝利を飾った。
2年連続となるファイナル進出を果たしたトヨタ自動車は、馬瓜ステファニーが15得点、三好が14得点、ソハナが13得点17リバウンド、山本が11得点、宮下が10得点をマーク。一方のシャンソンは、小池遥が18得点、ディヤイファトーと野口さくらが14得点を挙げるも、セミファイナル2敗目を喫して今シーズンを終えた。
■試合結果
トヨタ自動車アンテロープス 83-63 シャンソン化粧品シャンソンVマジック
トヨタ自動車|19|18|23|23|=83
シャンソン|15|10|17|21|=63