2021.06.11

女子日本代表の髙田真希が第1戦を終えて「悪い時に何をしないといけないのかが大切」

女子日本代表をけん引する髙田[写真]=伊藤 大允
国内外のバスケ情報をお届け!

「三井不動産カップ2021(神奈川大会)」第1戦、約1年4か月ぶりの国際試合となった日本は、ポルトガルを相手に前半こそもたついたものの、後半に入ると、適時に外角シュートが決まり、69-47で勝利した。

「いろんな要因があるとは思うのですが、前半はなかなか自分たちのリズムでバスケットができませんでした。後半からアグレッシブなディフェンスに変わり、段々とリズムもつかめました。3ポイントシュートも入り出してペイントエリアをアタックするなど、やるべきことをできたことが点数を離して勝つことにつながったと思います」

 試合後、オンラインでの記者会見に参加し、試合の感想を語ったのはキャプテンを務める髙田真希(デンソーアイリス)。試合では約30分の出場で8得点4リバウンド5スティールをマークした。

 久しぶりの海外チームの高さやフィジカルの強さに「チーム練習ではなかなか味わえないことなので、貴重な数少ない試合として無駄にしないように、これからも体張って負けないようにしたいです」と髙田。

 第1クォーターは9-17とビハインドとなり、課題も多い試合となったが、「悪い時に何をしないといけないのかが大切で、悪い時間帯にまだまだやるべきことはあるなと思います」とも語った。

 それでもチームの収穫を問われると、「アグレッシブなディフェンスからのブレイクは日本のスタイルだと思っています。そういったプレーが出た時はすごくリズムが出たので、もう一回チームディフェンスを徹底してやっていきたいです」とコメント。

 そして何より待ち望んでいた試合に、「試合内容は別としてお客さんのいる前でバスケットをできたことが本当に楽しかったです」と声を弾ませた。日本をけん引するリーダーは、6月12日(土)に行われる第2戦に向けても「今日よりもいい試合をしたいです」と気持ちを新たにしていた。

BASKETBALLKING VIDEO