2022.09.20

目前に迫ったW杯へ…赤穂、オコエは若きリーダーとして先陣を切って走る

若きリーダーとして日本代表をけん引する赤穂ひまわり(左)とオコエ桃仁花(右)[写真]=伊藤大允
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 開幕まで残り2日と目前に迫った「FIBA女子ワールドカップ2022」。9月20日、女子日本代表赤穂ひまわり(デンソーアイリス)とオコエ桃仁花(富士通レッドウェーブ)が、日本バスケットボール協会を通じてコメントを発表した。

 4年前、スペインで行われた前回のW杯で日本代表デビューを飾った、ともに24歳と同い年の赤穂とオコエ。赤穂は、東京2020オリンピックの経験を買われて副キャプテンに就任した今大会を前に「先輩たちに任せきりにせず、コート上では流れが悪くなったときなどにしっかり声をかけ、ベンチでも盛り上げていきたいです」とコメント。若手ながら頼もしい発言を残した。

 また、赤穂は2021年9月から新たに始まった恩塚亨ヘッドコーチ体制についても言及。「はじめたときよりは絶対に今の方がよくなっていますが、まだ完璧ではない部分もあります。そこを徹底していくことでどんどん良くなっていくと思っていますし、大会中に完成させられるようにしたいです」と、今後の展望を語った。

 一方、赤穂ととも代表活動を経験し、恩塚HCに期待を寄せられているのがオコエだ。同選手は東京五輪のメンバー争いを勝ち抜き、東京五輪での準優勝、アジアカップでの優勝などを経て「メンタル面の成長は感じています」とコメント。

「日本の先頭を走ってくれ」と指揮官から声をかけられたというオコエは、東京五輪までは「まだ若いからガムシャラに全力でやれば良い感じでした」と振り返る。しかし、「今は日本の先頭に立ってチームを引っ張ってくれと言われるようになり、求められていることは年々上がっているとも感じています」と、責任感とともに話した。

 赤穂、オコエら注目の若手選手たちが、日本代表を引っ張る姿に期待が集まる。マリ代表との初戦は、日本時間9月22日(木)の13時より開始予定だ。

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