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前回王者に挑んだU17女子日本代表、勝利はつかめず5~8位決定戦へ…次戦はイタリアと激突

積極的な攻撃を仕掛けた18得点の濱田(桜花学園2年)[写真]=fiba.basketball
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 7月19日(現地時間7月18日)、メキシコで開催されている「FIBA U17 女子バスケットボールワールドカップ2024」の決勝トーナメント2回戦が行われ、女子日本代表(FIBAガールズランキング9位)はディフェンディングチャンピオンのアメリカ代表(同1位)と対戦し、59-95で敗れた。

 藪内夏美ヘッドコーチが指揮を執る日本は、グループフェーズから引き続き後藤音羽(浜松開誠館高校3年)、濱田ななの(桜花学園高校2年)、鈴木瑚香南(福岡大学附属若葉高校2年)、清藤優衣(精華女子高校3年)がスターターに抜てき。また、アメリカ戦では山田桜来(桜花学園高校2年)が先発に名を連ねた。

 日本は濱田のフリースローから初得点を挙げるも、アメリカの高さに苦しみ、序盤から点差を離される展開に。12-28で第2クォーターを迎えると、清藤の3ポイントシュートなどで持ちこたえ、23-50で試合を折り返した。第3クォーターでは後藤が連続得点でチームを盛り上げ、42-63で最終クォーターにつなげるも、試合終盤の失速が響く黒星となった。

 今大会で2敗目を喫した日本は、3本の3ポイントを含む19得点を挙げた後藤、積極的なアタックを披露した18得点の濱田がチームをけん引。空中戦ではアメリカに圧倒される場面も見られたが、阿部友愛(聖和学園高校3年)がチーム最多の6リバウンドと気を吐いた。

 日本代表は5~8位決定戦に回り、次戦はイタリア代表(同15位)との対戦が決定。アメリカ戦での改善点をもとに、チームの強みを存分に発揮してもらいたい。

■試合結果
日本代表 59-95 アメリカ代表
JPN|12|11|19|17|=59
USA|28|22|13|32|=95

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