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U17女子日本代表が順位決定戦でイタリアに競り勝つ…オーストラリアとのW杯最終戦へ

大車輪の活躍を見せた後藤[写真]=fiba.basketball
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 7月21日(現地時間7月20日)、メキシコで開催されている「FIBA U17 女子バスケットボールワールドカップ2024」の5~8位決定戦が行われ、U17女子日本代表(FIBAガールズランキング9位)はU17イタリア代表(同15位)と対戦した。

 決勝トーナメントの準々決勝でディフェンディングチャンピオンのU17アメリカ代表(同1位)に敗れた日本は、後藤音羽(浜松開誠館高校3年)、濱田ななの(桜花学園高校2年)、鈴木瑚香南(福岡大学附属若葉高校2年)、清藤優衣(精華女子高校3年)、山田桜来(桜花学園高校2年)が先発に名を連ねた。

 山田の3ポイントで試合を始めた日本は、清藤が3本、後藤が2本の長距離砲を立て続けにヒット。さらに、庵原有紗(日本航空高校北海道2年)もドライブから得点を重ね、22-15で第1クォーターを終える。続く第2クォーターでは、中盤に一時逆転を許す展開に。それでも、山下笑伶奈(昭和学院高校3年)や牧野琉依(千葉経済大学附属高校3年)などベンチメンバーの活躍もあり、41-36と日本がリードして試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、開始からイタリアのアウトサイドシュートに苦しみ、再び逆転される。しかし、後藤が連続3ポイントで応戦すると、日本は中盤に12-0のランを作り、56-50とリードして最後の10分間へ。勝負の第4クォーター、互いに得点が伸び悩むも、後藤と濱田が日本をけん引すると、最後は66-60でイタリアに競り勝った。

接戦を制したU17女子日本代表[写真]=fiba.basketball

 勝利した日本は、後藤が6本の3ポイント(成功率50パーセント)を含む24得点、清藤が3本の3ポイント(成功率100パーセント)を含む11得点、濱田が9得点6リバウンド3アシスト2ブロックをマーク。

 次戦が最終戦となり、22日の5時30分からU17オーストラリア代表(同5位)との5~6位決定戦に挑む。

■試合結果
日本 66-60 イタリア
JPN|22|19|15|10|=66
ITA|15|21|14|10|=60

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