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U17女子W杯日本代表は6位で大会終了…“アシスト快挙”の山田桜来がオールセカンドチーム選出

2012年の4位、2010年の5位に次ぐ好成績を残したU17W杯女子日本代表[写真]=fiba.basketball
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 7月22日、メキシコで「FIBA U17女子バスケットボールワールドカップ2024」の5位決定戦が行われ、日本代表(FIBAガールズランキング9位)は、オーストラリア代表(同5位)に64-67で敗戦。最終順位6位で大会を終えることになった。

 藪内夏美ヘッドコーチが率いる日本代表は、山田桜来(桜花学園高校2年)、濱田ななの(桜花学園高校2年)、後藤音羽(浜松開誠館高校3年)、清藤優衣(精華女子高校3年)、鈴木瑚香南(福岡大学附属若葉高校2年)をスターティングファイブに起用。

 試合立ち上がりからビハインドの展開となったが、第1クォーター終了間際に後藤と濱田の連続3ポイントで追い上げ16-18で第2クォーターへ。同残り6分には濱田の3ポイントで一時逆転に成功し、2点差の31-33で折り返した。

 ハーフタイム明けの第3クォーターも序盤に先行を許し、同7分にはこの試合最大となる2桁10点差をつけられる場面もあったが、ハイペースな試合展開のなかガードの濱田と山田が攻守に奮闘。しかし、4点差で突入した第4クォーターは残り3分で同点としたものの逆転には至らず、最後は勝負どころで長短のシュートを決めてきたオーストラリアに振り切られた。

 日本はチームリバウンド数で28-46と大きく差をつけられながらも14スティールを記録するなど奮闘したが、成功率29パーセントと不調だった3ポイントも含め、フィールドゴール成功率33.8パーセントと振るわず。濱田が9本中5本の3ポイントを決め、チーム最多23得点をマーク。今大会を通してチームの主軸として活躍してきた後藤も11得点、山田も10得点7リバウンド6スティールと、2桁得点を記録した。

 なお、今大会はアメリカ代表(同1位)が7勝負けなしで3連覇を達成。カナダ代表(同3位)が2位、スペイン代表(同4位)が3位で続いた。昨年の欧州チャンピオンだったFIBAガールズランキング2位のフランスはメダルを逃し、4位で大会を終えている。

 大会MVPにはアメリカ代表のジャージー・ロビンソンが選出。U17W杯史上初めて1大会のうちに2度2桁アシストを記録する快挙を果たした山田は、大会ベストファイブに準ずるオールセカンドチームに選出された。

■試合結果
<U17女子ワールドカップ 5位決定戦>
オーストラリア 67-64 日本
AUS|18|15|23|11|=67
JPN|16|15|21|12|=64

■大会結果
1位 アメリカ
2位 カナダ
3位 スペイン
4位 フランス
5位 オーストラリア
6位 日本
7位 イタリア
8位 フィンランド
9位 クロアチア
10位 チャイニーズタイペイ
11位 エジプト
12位 ニュージーランド
13位 マリ
14位 プエルトリコ
15位 メキシコ
16位 アルゼンチン

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