2023.07.01

女子日本代表、アジアカップ6連覇に王手…準決勝でニュージーランドを撃破

攻守が機能し、ニュージーランドに快勝 [写真]=fiba.com
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 7月1日にオーストラリアのシドニーで「FIBA女子アジアカップ」の準決勝が行われ、女子日本代表(FIBAランキング9位)が女子ニュージーランド代表(同29位)と対戦した。

 予選3連勝で1位通過を果たした日本は山本麻衣(トヨタ自動車アンテロープス)、林咲希(富士通レッドウェーブ)、赤穂ひまわり(デンソーアイリス)、馬瓜ステファニー(モビスター・エストゥディアンテス/スペイン)、髙田真希(デンソー)が先発に名を連ねた。

 試合開始約3分間でわずか2得点にとどまったが、馬瓜が3ポイントシュートを含む3連続得点をマーク。9-1と点差を広げにかかると、星杏璃(ENEOSサンフラワーズ)やオコエ桃仁花(ジーロング・スーパーキャッツ/オーストラリア)などベンチメンバーも加点し、24-11とリードを13点に拡大した。

 続く第2クォーターは1ケタ点差まで詰め寄られたものの、28-20で迎えた開始4分から山本、馬瓜、平下愛佳(トヨタ自動車)、星の得点で14-0のラン。終了間際には林の3ポイントもあり、47-25と22点差で試合を折り返した。

17得点を挙げた馬瓜ステファニー [写真]=fiba.com

 静かな立ち上がりとなった第3クォーターは、開始2分45秒からオコエ、髙田、山本が立て続けに3ポイントを成功。相手のターンオーバーを誘発するディフェンスも光り、66-38とさらにリードを広げた。

 最後の10分間は序盤に本橋菜子(東京羽田ヴィッキーズ)や宮崎早織(ENEOS)の得点で30点差まで広げると、最終スコア88-52で圧勝。決勝に駒を進め、大会6連覇に王手をかけた。

 日本は馬瓜が17得点6リバウンド、オコエが16得点5リバウンド、本橋と平下がともに10得点をマークした。

 なお、決勝では18時30分から行われる女子中国代表(同2位)vs女子オーストラリア代表(同3位)の勝者と対戦する。

■試合結果
日本 88-52 ニュージーランド
JPN|24|23|19|22|=88
NZL|11|14|13|14|=52

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