2025.05.29

Bリーグ・島田チェアマン「町中にオールスターエッセンスを」“長崎3DAYS開催”に込めた地域活性化への想い

『島田のマイク』第238回が配信
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 5月29日、Bリーグ島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第238回が配信。2026年1月に開催予定の『りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2026 IN NAGASAKI』の概要や、番組スポンサーである『全国ドライバー応援プロジェクト』について語った。

 5月中旬に行われた来年度のオールスターゲーム概要発表会見では、開催地となる長崎市の鈴木史朗市長や長崎ヴェルカの伊藤拓摩社長兼ゼネラルマネージャーとともに登壇し、初となるアリーナを軸とした3日間開催について説明。島田チェアマンは早期発表の狙いについて「3日間開催だということもあるし、長崎県内におけるこのオールスターゲームの認知拡大のために、ロゴを早く作って使用を地元企業等に許諾しよう、と。希望があれば、もうお店にポスター作ってもらって、それをモチーフにしたグッズ作っても構いません。町中にオールスターエッセンスが溢れ出ることにチャレンジ」と述べ、地域全体を巻き込んだ取り組みへの意気込みを示した。

 発表会見では、パートナー企業のEY Japan株式会社による経済効果の発表も行われた。2025年1月に千葉県船橋市で開催された『りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2025 IN FUNABASHI』の経済効果は12億円超、社会的価値も含めると60億円超という大きな数字を記録している。長崎での開催では、3日間開催の特性を活かし、長崎スタジアムシティの立地を最大限に活用する計画だ。「サッカースタジアムもあるから、あの辺のコンコースとかも含めて、色々なイベントを仕掛けられる場所もあるし。平和公園の平和祈念像とか、亀山社中とか、出島とか、稲佐山とか、見どころがいっぱいあるわけですよ」と、スタンプラリーなどの企画で観光地を巻き込んだ地域活性化を目指す。

 番組本編では、『全国ドライバー応援プロジェクト』で募集しているドライバー応援レターを紹介。リスナーから75歳の元ドライバーとの心温まる交流エピソードが寄せられた。50年間のキャリアを誇らしげに語る元ドライバーの姿に、島田チェアマンは「ご自身のやってきたことに対する自負が溢れてたんでしょうね」と感慨深げにコメント。

 続いて梅雨の季節を前に運転時の“雨の日の視界悪化対策”をテーマに取り上げた。プロドライバーが実践する「雨粒よりもワイパーのリズムに集中して、余計な情報を遮断する」という技術について、島田チェアマンはピアノ演奏時のメトロノームに例えて理解を示し、「雑念を遮断して、もうそこに集中するっていう感じなんでしょうね」と分析した。

 今回のエピソードでは、長崎スタジアムシティの名物アクティビティ・ジップラインに島田チェアマンが挑戦しようとしたことや、リスナーから寄せられた手紙などについて語られた。

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