2025.11.13
11月13日、島田慎二氏(日本バスケットボール協会会長/Bリーグチェアマン)のポッドキャスト番組『島田のマイク』第262回が配信。Bリーグと株式会社DeNAのパートナーシップ締結による新チケットシステムの概要と、リスナーから寄せられたお便りを通じて日本代表強化への決意について語った。
番組冒頭のオープニングトークでは、B.革新に伴う統一プラットフォーム化の実現に向け、DeNAとチケット・ファンクラブシステム開発のパートナーシップ契約を締結したことが報告された。2026年秋からB1・B2・B3の55クラブ全てが共通のチケットシステムを使用し、過去10年間の運用から得られた改善点を反映した新システムが導入される。
新システムでは、ログインせずに空席状況が確認できるほか、座席からの視界確認、おすすめ座席のレコメンド機能、リセール機能の改善、銀行振込対応、英語や海外クレジットカード対応など、国内外のファンにとって使いやすい機能が多数実装される予定だ。
島田氏がXで新システムへの意見を募ったところ多くの反響があり「基本的にほぼほぼ皆様にリクエストがあったものというか、期待されてるようなものはある一定カバーされてる」と手応えを語った。
番組本編では、リスナーから寄せられたお便りが紹介された。元ミニバス指導者から届いたのは、日本代表の結果が競技人口に直結するという指摘で、特に少子化の中でアジアでも勝てない状況が続けば、子どもたちや親がバスケを選ばなくなるとの懸念だ。
島田氏は「全てその通りです」と同意し、「代表が勝つための体制もそうだし(選手や関係者にとって)どういう風に代表活動というものを捉えて進めていくのかという考え方も含めて整理してやっていこうと思っている」と、JBA会長就任会見でも述べた日本代表強化へのコミットメントを改めて強調した。
また、男子日本代表とBリーグの相乗効果についても言及。「日本代表の選手の大半はBリーグの選手なんですからね。Bリーグのレベルが上がらなければ、日本代表のレベルも上がらない。日本代表の結果が出なければ、Bリーグのプレゼンスも上がらない」と両者の密接な関係を説明した。日本代表が“勝つこと”の影響を鑑み、JBA会長とBリーグチェアマンという両軸から、世界で戦える選手へのフォローアップと、有力な選手が継続的に輩出できる環境づくりに取り組んでいく決意を示した。
今回のエピソードでは、脳梗塞後に懸命なリハビリを続けながら佐賀アリーナに通うブースターや、B3ならではの温かみのある応援の仕方のエピソードなどについて語られた。
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