2024.11.14
11月11日(現地時間11月10日)、各地でNBAの2024-25シーズン公式戦が行われ、メンフィス・グリズリーズは敵地でポートランド・トレイルブレイザーズと対戦。134-89で3連勝とし、今シーズン7勝目(4敗)を手にした。
主戦ガードのジャ・モラントが負傷離脱しているグリズリーズは、スコッティ・ピッペンJr.、ジェイレン・ウェルズ、サンティ・アルダマ、ジャレン・ジャクソンJr.、ブランドン・クラークと、2試合連続で同じスターティングファイブを起用。
第1クォーターからクラークやジェイク・ラレイビアらがスコアを伸ばし12-0のランで主導権を握ると、第2クォーターにはその差を20点に拡大。第3クォーター以降もアルダマ、ウェルズら主力を中心としつつ、ベンチメンバーも加勢して一気に突き放した。
106-68で迎えた第4クォーターには、ブレイザーズに見せ場も作らせたが、身長224センチを誇るグリズリーズの大型新人、ザック・イディーが3ポイントを決めるなど一方的な展開に。
河村勇輝は36点リードで迎えた残り7分57秒にコートイン。残り4分32秒に速攻から繰り出したレイアップを放った際にファウルを受け、フリースローで初得点。その後も華麗なパスさばきでアシストを重ねるなか、残り3分でステップバックスリーを放った際には、敵地ながらファンが沸く場面も。そして、残り1分をきってから鋭いターンで相手をかわしミドルジャンパーを成功。グリズリーズベンチは現役NBA最小172センチの小兵による2試合連続フィールドゴール成功に沸き立った。
自身8試合目のNBA公式戦出場となったこの日の河村は、3ポイント2本をいずれも外したものの、7分の出場で3得点4アシストの成績だった。
45点差で勝利したグリズリーズは、ジャクソンJr.がチーム最多20得点を挙げ、ベンチメンバーのジェイ・ハフらも含め7選手が2桁得点をマークした。
グリズリーズの次戦は、日本時間11月14日12時開始予定のロサンゼルス・レイカーズ戦。八村塁と河村勇輝による今シーズン初の“日本人対決”は実現なるか。試合の模様はNBA Rakutenでライブ配信される。
■試合結果
グリズリーズ 134-89 トレイルブレイザーズ
MEM|31|33|42|28|=134
POR|17|27|24|21|=89
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