時計ブランド『TISSOT』がNBAと契約延長…新ショットクロックと記念モデルを発表

バスケットボールキング編集部

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　1853年創業の時計メーカー『TISSOT（ティソ）』は1月24日、NBA、WNBA、NBA Gリーグとのグローバルマーケティングパートナーシップ契約の延長を発表した。

　今回の発表に伴い、NBAで2025-26シーズン、WNBAで2026シーズンから導入される予定の新たなショットクロックも公開。新しいショットクロックは、ティソの時計製造技術を活かした丸型デザインが特徴で、視認性を向上させるフルRGB LEDライトストリップ機能を搭載。これにより、コーチチャレンジ時にグリーンライトを点灯させるなど、試合運営の視覚的サポートが強化された。また、操作性も向上しており、ユーザーインターフェースの改善によって運営スタッフの効率性が大幅にアップ。さらに、軽量化されたアルミフレームの採用により、取り付けやメンテナンスも容易になっているという。

　また、新ショットクロックの発表を記念した腕時計「TISSOT スーパースポーツ NBA 2025 スペシャルエディション」も発表された。このモデルはNBAユニフォームの番号をモチーフにしたデザインや、バスケットボールをイメージさせるテクスチャー加工が施された文字盤が特徴。ケースの裏面にはNBAロゴと30チームにちなんだ都市や州の名前が刻印され、NBAファンにとって特別な一品となっている。2025年1月にフランスとアメリカで先行販売され、3月からは全世界で順次発売される予定だ。

　さらに、TISSOTは今後10年間、ヨーロッパで開催されるNBAグローバルゲームのプレゼンティング・パートナーを務めることも発表。これには、NBAオールスターやNBAドラフトなどの主要イベントが含まれ、バスケットボール文化の普及を目指した活動が拡大する見込みだ。

　ティソCEOのシルヴァン・ドラ氏は、「今回発表した新しいショットクロックは、私たちがNBA、そしてWNBAのゲームにおける重要な存在であり続けるというコミットメントの証です。今後も、世界中のファンの体験向上に貢献していきたいと考えています。TISSOTは、ショットクロックやオフィシャルウォッチを通じて、NBA、WNBA、NBA Gリーグとの協力関係を深め、試合への情熱、エネルギー、献身を反映したライフスタイルをインスパイアするシナジーを生み出し、バスケットボールコミュニティに情熱を持って語りかけていきます」とコメントした。