2025.02.17
1月26日(現地時間25日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズとゴールデンステイト・ウォリアーズがチェイス・センターで激突。同点7度、リードチェンジ16度の末にホームのウォリアーズが108-118で敗れた。
ウォリアーズではアンドリュー・ウィギンズが20得点6リバウンド3アシスト、ブランディン・ポジェムスキーが17得点5アシスト2スティール、ステフィン・カリーが13得点9アシスト2スティールを残すなど計7選手が2ケタ得点を記録した。
ただし、この試合でカリーが奪った13得点はいずれも前半で、後半は8本のショット(うち4本は3ポイントシュート)を放つもリングをくぐり抜けることはなく、まさかの無得点と沈黙。
ウォリアーズはドレイモンド・グリーン(ふくらはぎ)、ジョナサン・クミンガ(足首)という複数のキープレーヤーをケガで欠いたこと、さらにはカリー自身も両ヒザの痛みに加えて右手親指も負傷していたことが影響したのだろう。
それでも、試合後にカリーは「最悪さ」と切り出すも、「それはなんの言い訳にもならないんだ」と語っていた。
「それを乗り越えてプレーしないといけない。僕はこの状態でも(3ポイントを)8分の8で決めたこともあった(1月3日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦)。これからもこの痛みと向き合ってプレーしていく。けど今夜のように悩まされちゃいけない」

レイカーズの厳しいマークに遭ったカリー[写真]=Getty Images
レイカーズではジャレッド・バンダービルトが約1年ぶりに復帰。12分27秒の出場で2得点4リバウンド2アシスト3スティールと、頼もしいウイングディフェンダーが復帰した。
とはいえ、カリーは昨年12月26日のクリスマスゲームではレイカーズ相手に8本の3ポイント成功を含む計38得点の大暴れを見せていただけに、後半にここまでショットが入らなかったのは意外でもあった。
もっとも、この試合でゲームハイの36得点13リバウンドに3アシスト3スティールと大活躍したアンソニー・デイビスは、レイカーズのチームメートたちの働きを称えていた。
「確かに、ステフのショットはあまり入らなかった。けど僕は、このチームのガード陣が大きな要因だと思う。コンスタントにボールへ向かい、彼の仕事を難しく仕向けたんだ。つまり、このチームのみんながステフ・カリーへのディフェンスを部分的にこなしたのさ」
デイビスが話したとおり、この日カリーと最も長くマッチアップしたマックス・クリスティはフィールドゴール成功率33.3パーセント(1/3)、続いてゲイブ・ビンセントが同25.0パーセント(1/4)へスローダウン。
ガード陣に加え、デイビスは3本、レブロン・ジェームズとオースティン・リーブスはそれぞれ2本のショットをいずれもミスさせており、チーム全体でカリーを封じに行き、それが奏功したと言えるだろう。
ウォリアーズとレイカーズは、2月7日と4月4日にも対戦する。次回以降も、カリーとレブロン、デイビスとスーパースターが競い合う注目ゲームとなるに違いない。
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