マクシーが背中を強打し途中退場、シクサーズに不運続く…プレーオフを逃せば8季ぶり

ディフェンスに阻まれ背中を強打したマクシー [写真]=Getty Images

　日本時間3月4日（現地時間3月3日）、NBAの2024－25シーズン公式戦が行われ、フィラデルフィア・セブンティシクサーズのタイリース・マクシーが、ポートランド・トレイルブレイザーズ戦で背中を強打し途中退場した。

　第3クォーター残り7分を切ったところで、68－74でリードを許していたシクサーズは、マクシーがウイングからバックシュートを試みたところでディフェンスと接触し、背中から倒れこんだ。マクシーはしばらくコートに倒れたまま、プレーが中断されるとチームスタッフが駆け寄った。最終的に自力でロッカールームまで歩いたが、この試合に再出場することはなかった。

　チームはその後、マクシーを背中の打撲で出場不可としたが、ケガの詳細は未だ不明。この日は負傷するまでフィールドゴールは13本中2本、3ポイントシュートも7本中1本の成功に終わり、5得点6アシストを記録していた。

　24歳のマクシーは今シーズン前半もケガで休んだものの、1試合平均38分に出場し、キャリアハイとなる平均26.7得点6.1アシストをマークしていた。

　シクサーズは、スターセンターのジョエル・エンビードが左ヒザの負傷のため、今シーズン19試合に出場しただけで、残り試合を全休すると発表したばかり。ポール・ジョージの加入で“ビッグ3”として期待されていたが、21勝39敗と、直近11試合でも10試合を落とす大乱調。2016－17シーズン以来8シーズンぶりにプレーオフ進出を逃す可能性が高まりつつある。