2025.10.29
10月28日(現地時間27日、日付は以下同)。ユタ・ジャズは、ホームのデルタ・センターでフェニックス・サンズ戦へ臨み、第4クォーター残り17.9秒でラウリ・マルカネンがフリースロー2本を沈めて6点をリードしていた。
ところが、そこからデビン・ブッカーの3ポイントシュートとフリースロー1本、残り1.9秒にマーク・ウィリアムズのティップショットを許してしまい、同点に持ち込まれた。
それでも、延長でもリードが入れ替わったとはいえ、ジャズがホームを守り、最終スコア138-134でサンズを下し、今シーズン2勝目(2勝1敗)を手にした。なかでもエースのマルカネンは後半だけで24得点、延長でも7得点と、いずれも両チーム最多の得点を奪った。
45分プレーしたフィンランド出身の“フィニッシャー”は、6本の3ポイントを沈め、フリースロー17本をノーミスで成功させたことで、キャリアハイの51得点に14リバウンド3アシストを記録。2023年1月6日のヒューストン・ロケッツ戦で残した49得点を上回り、延長戦勝利の立役者に。
28歳のビッグマンは、試合後に「メンタル面で疲れていない限り、それに疲れているというマインドセットから強制的に抜け出すようにすれば、僕は必要なことなら何だってやり遂げることができる」と語り、自身初の50得点ゲームをこう振り返っていた。
「自分が50点取ろうなんて考えたことはない。でも、延長戦になって自分が47点した時に相手がファウルをしてきたら、起こる可能性が高いと思い始めるものさ」
ジャズの選手が前回レギュラーシーズンで50得点以上を奪ったのは、1998年4月8日以来、実に27年と203日ぶり。この時はカール・マローンがゴールデンステイト・ウォリアーズ相手に56得点を奪って勝利していた。
昨シーズンに17勝65敗でリーグワーストに沈んでいたジャズは、開幕3試合を終えて2勝1敗と勝ち越し。サンズ戦ではマルカネンのほか、キヤンテ・ジョージが26得点5リバウンド10アシスト、ウォーカー・ケスラーが25得点11リバウンド4アシスト4ブロック、スビ・ミハイリュクが11得点3アシスト4スティール、ユスフ・ヌルキッチが13リバウンド2スティールを残した。
2025.10.29
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