2025.11.03

シクサーズのタイリース・マクシーが開幕から大暴れ…NBA史上5人目のスタッツラインに到達

好調シクサーズを引っ張るマクシー[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 11月1日(現地時間10月31日、日付は以下同)。フィラデルフィア・セブンティシクサーズは、ホームのエックスフィニティ・モバイル・アリーナでボストン・セルティックス戦に臨んだ。残り約3分で10点を追う展開から8-0のランで2点差まで詰め寄り、残り20秒で1点差に肉薄するも追いつけず、最終スコア108-109で今シーズン初黒星(4勝1敗)となった。

 それでも、シクサーズは3日のブルックリン・ネッツ戦を129-105で制して5勝1敗と大きく勝ち越し。この試合ではジョエル・エンビード(左ヒザ)が休養する中、チーム全体でフィールドゴール成功率52.1パーセント(50/96)、34本ものアシストを記録。

 ネッツ戦ではケリー・ウーブレイJr.が29得点3リバウンド、タイリース・マクシーが26得点6リバウンド7アシスト、クエンティン・グライムズが22得点6リバウンド13アシスト、トレンドン・ワットフォードが16得点9リバウンド7アシスト、VJ・エッジコムが16得点3アシスト3スティールを残した。

 なかでもマクシーは、開幕6試合でリーグ3位の平均33.7得点に4.8リバウンド9.0アシスト1.2スティール、3ポイントシュート成功率46.4パーセント(平均4.3本成功)と絶好調。

 そして今シーズン開幕から6試合連続で25得点、5アシスト以上を記録したことで、NBA史上5人目の選手に。キャリア6年目のガードは、2022-23シーズンのルカ・ドンチッチ(現ロサンゼルス・レイカーズ)、2016-17シーズンのジェームズ・ハーデン(現ロサンゼルス・クリッパーズ)、2005-06シーズンのアレン・アイバーソン(元シクサーズほか)、1972-73シーズンのネイト・アーチボルド(元カンザスシティ・キングスほか)に次ぐ快記録を残した。

 なお、イースタン・カンファレンスでは3日に開幕5連勝していたシカゴ・ブルズが116-128でニューヨーク・ニックスに敗れて今シーズン初黒星。3日終了時点で、イーストはシクサーズとブルズが5勝1敗でトップ2におり、5日にブルズのホーム(ユナイテッド・センター)で両チームが激突する。

NBAの関連記事

BASKETBALLKING VIDEO