2025.11.13

ウェンバンヤマがNBA歴代3位の96試合連続でブロックショットを記録中…上位2人は?

ブロックショットを連発するウェンバンヤマ[写真]=Getty Images
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 11月13日(現地時間12日)。サンアントニオ・スパーズは、ホームのフロストバンク・センターでゴールデンステイト・ウォリアーズ戦へ臨み、第2クォーター途中には16点ものリードを手にしていた。

 ところが、第3クォーターにウォリアーズが43-28とスパーズを圧倒。ステフィン・カリーがこのクォーターだけで一挙22得点の猛攻を見せた。8点ビハインドで迎えた最終クォーターでスパーズが何度も1ポゼッション差へ迫るも逆転には至らず、最終スコア120-125で敗れた。

 今シーズンのスパーズは、ホームで5戦無敗だったのだが、この試合を落として初黒星を喫し、連勝が3でストップした。それでも、13日を終えてウェスタン・カンファレンス3位の8勝3敗と好位置にいる。

 試合には敗れたが、ビクター・ウェンバンヤマはキャリア4度目のトリプルダブル(31得点15リバウンド10アシスト)をマーク。第1クォーター序盤にはペイントエリアから跳び上がり、ドレイモンド・グリーンの3ポイントシュートをブロックショットで仕留めた。

 ウォリアーズ戦はこの1本のみに終わったが、21歳のビッグマンはレギュラーシーズン96試合連続で最低1ブロック以上をマーク。すでにマーク・イートン(元ユタ・ジャズ/94試合)を抜いてNBA歴代3位に立つ男の上にいるのは、107試合のマヌート・ボル(元ワシントン・ブレッツほか)、126試合のエルモア・スミス(元ロサンゼルス・レイカーズほか)のみとなった。

 2シーズン連続でブロックショット王に立つウェンバンヤマは、キャリア3年目の今シーズンも平均26.2得点13.0リバウンド4.0アシスト1.1スティールにリーグトップの3.6ブロックを誇っている。

 驚異的な長さを持つウェンバンヤマを前に、対戦相手が意図的にショットを放つことをやめなければ、あるいは試合途中に予期せぬアクシデントにでも見舞われない限り、スパーズの大黒柱はブロックショットの連続試合数を伸ばしていくことになりそうだ。

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