2025.11.14

レブロンの復帰準備が着々と進行中…Gリーグチームの練習に参加し「痛みなし」の報告

”キング”レブロンが復帰に向けて準備中 [写真] = Getty Images
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 ロサンゼルス・レイカーズレブロン・ジェームズは、Gリーグのサウスベイ・レイカーズの練習に参加し復帰の準備を整えている。現地メディア『ESPN』によると、レブロンは11月13日(現地時間12日、日付は以下同)から2日連続で練習に参加しており、2日目には5対5のスクリメージも問題なくこなした上で「痛みが残らなかった」との報告が上げられたという。

 今シーズンでキャリア23年目を迎え12月末に41歳となるレブロンは、坐骨神経痛によりプレシーズンから欠場が続いている。報道によると、レイカーズの指揮官を務めるJJ・レディックはレブロンの復帰に慎重な姿勢を貫いており、チームはサウスベイでの練習後もレブロンの身体における反応を注意深く観察しているという。その上で「痛みが残らなかった」という今回の報告は、これまで報じられてきた“11月中旬の復帰”に向けて大きな前進を見せたと言えるだろう。

 レブロンは昨シーズン70試合に出場し、平均24.4得点7.8リバウンド8.2アシストを記録。シーズン途中から加入したルカ・ドンチッチと共に、レイカーズのプレーオフ進出を牽引した。レイカーズは50勝32敗(勝率61.0パーセント)でレギュラーシーズンを終えたものの、プレーオフではミネソタ・ティンバーウルブズに敗れ一回戦敗退に終わっている。

 今シーズンのレイカーズは13日終了時点で戦績を8勝4敗とし、ウェスタン・カンファレンス5位につけている。ドンチッチやオースティン・リーブス八村塁の好調に加え、新加入のマーカス・スマートやジェイク・ラレイビア、ディアンドレ・エイトンも徐々にチームとのケミストリーを見せはじめており、レブロン復活後さらなる爆発が期待されている。

 レイカーズ、そしてレブロン不在のNBAを寂しく思っているファンにとって、復帰への準備が整いつつあるというのは心強い知らせとなっただろう。現地メディア『ClucthPoints』は、レブロンは今後さらに数回の練習を行った上で、復帰に向けた詳細な計画を立てるとしている。キャリア初となる開幕欠場を経て、万全な状態で“キング”が再びコートに降り立つ日も近そうだ。

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