2025.11.22
今シーズンで3度目の開催となった「エミレーツNBAカップ2025」(旧インシーズン・トーナメント)は、ここまで全30チームがグループプレーで1~2試合を終えた。
過去2年は、グループプレーが毎週火曜日と金曜日(日本時間の水曜日と土曜日)に行われてきた。ただ、今シーズンは11月1日(現地時間10月31日、日付は以下同)、8日、15日しか開催されていない。
今シーズンのグループプレーは、22日に9試合組まれているほか、26日、27日、29日にも行われるため、過去2シーズンと比較すると選手たちはNBAカップへフォーカスしやすい日程になっている。
21日の時点で、ウェスタン・カンファレンスではグループAのミネソタ・ティンバーウルブズ(2勝0敗/得失点差+54)、イースタン・カンファレンスではグループBのデトロイト・ピストンズ(2勝0敗/得失点差+27)がそれぞれ首位に立っている。
また、イースト2位にいるグループAのトロント・ラプターズ(2勝0敗/得失点差+23)が、22日のワシントン・ウィザーズ戦に勝利し、インディアナ・ペイサーズがクリーブランド・キャバリアーズに敗れれば、一番乗りでグループプレー突破が決まる。

ラプターズでトップスコアラーを務めるイングラム[写真]=Getty Images
このグループプレーで成績が並んだ場合のタイブレイクは、直接対決の結果、得失点差、総得点数、昨シーズンの成績という順番で決まる(延長で残した得点は得失点としてカウントされない)。そのため、グループ内では直接対決と得失点差、カンファレンス内のワイルドカード争いでは得失点差が大きく影響してくるため、22日以降に激戦の連続になる可能性は十分ありそう。
3日目を終えた時点の、各カンファレンスにおけるグループ内の順位表は下記のとおり。グループプレーを終えて、各グループで首位に立ったチームと、ワイルドカードの各カンファレンス4チームが一発勝負のノックアウトラウンドへ進出。12月10日と11日に準々決勝、14日に準決勝、17日に決勝が予定されていて、準決勝からはネバダ州ラスベガスで開催される。
※勝敗数の右側にある数字は得失点差、『NBA.com』参照
・グループA
1位 ミネソタ・ティンバーウルブズ(2勝0敗/+54)
2位 オクラホマシティ・サンダー(1勝0敗/+31)
3位 フェニックス・サンズ(1勝0敗/+22)
4位 サクラメント・キングス(0勝2敗/-45)
5位 ユタ・ジャズ(0勝2敗/-62)
・グループB
1位 ロサンゼルス・レイカーズ(2勝0敗/+19)
2位 ロサンゼルス・クリッパーズ(2勝0敗/+2)
3位 メンフィス・グリズリーズ(1勝1敗/+9)
4位 ダラス・マーベリックス(0勝2敗/-14)
5位 ニューオーリンズ・ペリカンズ(0勝2敗/-16)
・グループC
1位 デンバー・ナゲッツ(1勝1敗/+23)
2位 ヒューストン・ロケッツ(1勝1敗/+13)
3位 サンアントニオ・スパーズ(1勝1敗/+10)
4位 ポートランド・トレイルブレイザーズ(1勝1敗/-22)
5位 ゴールデンステイト・ウォリアーズ(1勝1敗/-24)
・グループA
1位 トロント・ラプターズ(2勝0敗/+23)
2位 クリーブランド・キャバリアーズ(1勝1敗/+22)
3位 アトランタ・ホークス(1勝1敗/+8)
4位 インディアナ・ペイサーズ(0勝1敗/-20)
5位 ワシントン・ウィザーズ(0勝1敗/-33)
・グループB
1位 デトロイト・ピストンズ(2勝0敗/+27)
2位 オーランド・マジック(2勝0敗/+20)
3位 ボストン・セルティックス(1勝1敗/-12)
4位 フィラデルフィア・セブンティシクサーズ(0勝2敗/-10)
5位 ブルックリン・ネッツ(0勝2敗/-25)
・グループC
1位 ミルウォーキー・バックス(2勝0敗/+16)
2位 シカゴ・ブルズ(1勝1敗/-6)
3位 ニューヨーク・ニックス(1勝1敗/-2)
4位 マイアミ・ヒート(1勝1敗/+10)
5位 シャーロット・ホーネッツ(0勝2敗/-18)
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