2025.12.10
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのルーキー、VJ・エッジコムが自身の憧れとの初対決について語った。
シクサーズは12月8日(現地時間7日、日付は以下同)、ホームでロサンゼルス・レイカーズと対戦し108-112で敗戦を喫した。惜しくも敗れはしたものの、エッジコムにとっては一つの夢が叶った瞬間となった。“キング”レブロン・ジェームズと初めて対戦できたことについて、エッジコムは以下のように語っている。
「まだ幼い僕だけど、彼は僕がずっと幼い頃から一番好きな選手で、僕がバスケットボールを始めた唯一の理由なんだ。彼のユニフォームをもらえたことはとても意味のあることだけど、勝ちたかった。勝った上でユニフォームをもらうことができたら、もっと嬉しかったと思う」
先発に名を連ねたエッジコムはこの試合約38分間出場し、15得点5リバウンド3アシストを記録。対するレブロンは約34分間の出場で29得点7リバウンド6アシストを挙げている。その他、シクサーズはタイリース・マクシーが28得点9アシスト、レイカーズはルカ・ドンチッチが31得点15リバウンド11アシストをマークした。
バハマ出身のエッジコムは高校からアメリカに移住し、今年のNBAドラフト全体3位指名でシクサーズに入団。ドラフト時に「電気がない中、7年間発電機だけで暮らしてきた」と語り、育ててくれた母への感謝を涙ながらに語ったスピーチは多くのバスケファンの心を掴むものとなった。
2005年生まれのエッジコムは現在20歳であり、レブロンがNBAデビューを果たしてから約1年半後に生まれている。文字通り「ずっと幼い頃」から活躍を続けているレブロンと同じコートに立つことができたのは、エッジコムにとって今後の励みになったことは間違いないだろう。
エッジコムは今シーズン20試合に出場し、平均14.4得点5.7リバウンド4.0アシストをマークしている。来年2月6日に予定されているレイカーズとの再戦に向け、新星の更なるステップアップに期待がかかる。
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