2025.12.11
12月9日。レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)とスティーブ・ナッシュ(元フェニックス・サンズほか)がホスト役を務めるポッドキャスト番組“Mind the Game”の最新エピソードがソーシャルメディアへ公開された。
今回は、ファンから寄せられた質問に2人が答える回となり、さまざまな質問に回答。その中で、ファンから「キャリアの中でピークはどの年でしたか?」という質問になり、レブロンは「そりゃ素晴らしい質問だね」と反応し、キャリア15年目の2017-18シーズンを挙げていた。
「バスケットボール選手として最高のプレーをしたシーズンはどれかと聞かれたら2018年、2017-18シーズンになるだろうね。コート上ではオフェンスもディフェンスも、全てがうまくいっていたと感じていたんだ。自分のプレーに欠点は1つもなかった。コートへ立つたび、スコアリング、ディフェンス、プレーメーキングで、本当にやりたいことが何でもできると感じていた。今でもその感覚は残っているけど、あのシーズンは別次元だった。
あのシーズンは、おそらく私のキャリアの中で最も充実したシーズンだったと思う。あの年はレギュラーシーズン全82試合に出場した。プレーオフを含めると100試合以上出場したんだ。1試合も欠場せずにね。だから、あのシーズンの成功には多くの要素が重なっていた」
クリーブランド・キャバリアーズで最後となった2017-18シーズン。レブロンは82試合にフル出場して平均36.9分27.5得点8.6リバウンド9.1アシスト1.4スティール0.9ブロック、フィールドゴール成功率54.2パーセントをマーク。
キャバリアーズはイースタン・カンファレンス4位の50勝32敗でレギュラーシーズンを終えてプレーオフへ進出。ファーストラウンドでインディアナ・ペイサーズを4勝3敗で下し、カンファレンス・セミファイナルではトロント・ラプターズに4戦全勝のスウィープで突破。
カンファレンス・ファイナルではボストン・セルティックス相手に2勝3敗で追い込まれるも、第6戦でレブロンが46得点11リバウンド9アシスト3スティールを残して逆王手をかけると、第7戦で48分間のフル出場で35得点15リバウンド9アシスト2ブロックをたたき出し、キャバリアーズは4年連続(レブロン個人は8年連続)でNBAファイナルへ進出した。
ファイナルではゴールデンステイト・ウォリアーズ相手に4連敗のスウィープ敗退に終わったものの、レブロンは第1戦でプレーオフにおけるキャリアハイの51得点に8リバウンド8アシストと、獅子奮迅の活躍を見せていた。
このシーズン、すでにベテランの域に入っていたレブロンだが、心身ともに最も充実していたということなのだろう。

プレーオフでキャバリアーズをファイナルへ導いたレブロン[写真]=Getty Images
2025.12.11
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