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地元の高校で永久欠番入りしたケイド・カニングハム「アーリントン出身を誇りに思います」

ピストンズで主軸を務めるカニングハム[写真]=Getty Images
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 12月18日(現地時間17日、日付は以下同)。デトロイト・ピストンズケイド・カニングハムが、高校1~2年次を過ごしたテキサス州アーリントンにあるボウイ高校へ凱旋した。

 ボウイ高校は、体育館でカニングハムが着用した背番号2の永久欠番セレモニーを開催。ピストンズのオールスターガードは、家族数人や友人たち、さらにはチームメートとコーチ陣、高校時代の先生たちと出席。スピーチでは「僕には夢がありました。なんとしてでも最高の選手になりたかった。(永久欠番は)僕にとってすごく重要です。アーリントン出身であることを、僕はとても誇りに思っています」と話していた。

 ボウイ高校で2年間プレーしたカニングハムは、フロリダ州にあるモントバーデ・アカデミーへ転校して2年を過ごした。その後オクラホマ・ステイト大学に1年間所属し、2021年のドラフトでピストンズから全体1位指名されてNBA入り。

 キャリア最初の3シーズンで、ピストンズは低迷し、自身もケガに苦しんだ時期があった。それでも、昨シーズンにイースタン・カンファレンス6位の44勝38敗を残して6シーズンぶりのプレーオフ進出を飾り、今シーズンは18日を終えて21勝5敗でイースト首位に立っている。

 カニングハムは、キャリア4年目の昨シーズンに平均26.1得点6.1リバウンド9.1アシスト1.0スティールを残してオールスターとオールNBAサードチームに初選出。今シーズンはここまで23試合へ出場し、平均27.1得点6.0リバウンド9.2アシスト1.5スティールの好成績で、MVP候補にも挙がっている。

 なお、ピストンズは19日に敵地アメリカン・エアラインズ・センターでダラス・マーベリックスと対戦し、延長の末に114-116で敗れたことで連勝が4でストップ。カニングハムは29得点10リバウンド9アシストを残した。

 24歳のスターガードのNBAキャリアはまだまだ続く。地元の高校で永久欠番入りしたことは、今後に向けてプラスに働くのではないだろうか。

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