2025.12.19
12月18日(現地時間17日、日付は以下同)。デトロイト・ピストンズのケイド・カニングハムが、高校1~2年次を過ごしたテキサス州アーリントンにあるボウイ高校へ凱旋した。
ボウイ高校は、体育館でカニングハムが着用した背番号2の永久欠番セレモニーを開催。ピストンズのオールスターガードは、家族数人や友人たち、さらにはチームメートとコーチ陣、高校時代の先生たちと出席。スピーチでは「僕には夢がありました。なんとしてでも最高の選手になりたかった。(永久欠番は)僕にとってすごく重要です。アーリントン出身であることを、僕はとても誇りに思っています」と話していた。
Cade got his high school jersey retired in Arlington, TX last night…
And his whole team showed up to support 🥹
Cade and East #1 DET face DAL at 8:30pm/et on NBA League Pass! pic.twitter.com/EHhKvhIeVR
— NBA (@NBA) December 18, 2025
ボウイ高校で2年間プレーしたカニングハムは、フロリダ州にあるモントバーデ・アカデミーへ転校して2年を過ごした。その後オクラホマ・ステイト大学に1年間所属し、2021年のドラフトでピストンズから全体1位指名されてNBA入り。
キャリア最初の3シーズンで、ピストンズは低迷し、自身もケガに苦しんだ時期があった。それでも、昨シーズンにイースタン・カンファレンス6位の44勝38敗を残して6シーズンぶりのプレーオフ進出を飾り、今シーズンは18日を終えて21勝5敗でイースト首位に立っている。
カニングハムは、キャリア4年目の昨シーズンに平均26.1得点6.1リバウンド9.1アシスト1.0スティールを残してオールスターとオールNBAサードチームに初選出。今シーズンはここまで23試合へ出場し、平均27.1得点6.0リバウンド9.2アシスト1.5スティールの好成績で、MVP候補にも挙がっている。
なお、ピストンズは19日に敵地アメリカン・エアラインズ・センターでダラス・マーベリックスと対戦し、延長の末に114-116で敗れたことで連勝が4でストップ。カニングハムは29得点10リバウンド9アシストを残した。
24歳のスターガードのNBAキャリアはまだまだ続く。地元の高校で永久欠番入りしたことは、今後に向けてプラスに働くのではないだろうか。
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