2025.12.17
デトロイト・ピストンズは、12月16日(現地時間15日、日付は以下同)に敵地TDガーデンでボストン・セルティックス相手に112-105で勝利し、4連勝を飾った。
直近7戦を6勝1敗としたピストンズは、今シーズンのセルティックス戦を2勝1敗とし、連勝を13で止められた11月27日のリベンジに成功。イースタン・カンファレンス首位の21勝5敗とし、2位のニューヨーク・ニックス(18勝7敗)とのゲーム差を2.5へ広げた。
ピストンズでは、ケイド・カニングハムが32得点10アシスト、トバイアス・ハリスが13得点7リバウンド3アシスト、キャリス・ルバートが13得点、ジェイデン・アイビーが10得点3アシスト2スティールを記録。
昨シーズンにイースト6位の44勝38敗を残し、6シーズンぶりにプレーオフ出場を果たしたピストンズは、今シーズンここまでイースト首位を走っており、リーグ全体でもウェスタン・カンファレンス首位に立つオクラホマシティ・サンダー(24勝2敗)に次ぐ好位置にいる。
今シーズン終了後の2026年夏、ピストンズはキャップスペースに大幅な空きができることもあり、トレード市場で大物を獲得する噂も飛び交っている。ただ、このチームが実績のあるスター選手の獲得に動く可能性は低いと17日に『The Athletic』が報道。
ピストンズは平均20.0分以上のプレータイムを得ている8選手のうち、5選手が20代前半と若く、引き続き自チームの選手育成にフォーカスしていく見込み。2026年2月6日のトレード・デッドラインまでに、アンソニー・デイビス(ダラス・マーベリックス)のようなスター選手の獲得に全力で動くことはなさそう。
ピストンズはハリス、ジャボンテ・グリーンらが今シーズン終了後に契約満了となる。カニングハムにダンカン・ロビンソン、アイザイア・スチュワート、ルバートらが来シーズンも契約下にいるとはいえ、来夏に重要な局面を迎えることになる。
というのも、今シーズンに平均18.0得点11.0リバウンドを誇るジェイレン・デューレンとアイビーが制限付きFA(フリーエージェント)になり、主力のアサー・トンプソン、ロン・ホランドの来シーズンの契約がチームオプションのため、彼らを残すことが優先事項になると言えるだろう。
今シーズンのピストンズが、この調子を維持できたとして、プレーオフでどこまで勝ち上がることができるのかは気になるところ。カニングハムを中心とした布陣で、ここからどれだけ白星を量産できるか注目していきたい。
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