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第4Qに逆転したニックスがスパーズとの激闘を制す…NBAカップ3代目王者に輝く

ニックスがスパーズとのNBAカップ決勝を制した [写真]=Getty Images
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 12月17日(現地時間16日)にTモバイル・アリーナで「エミレーツNBAカップ2025」決勝が行われ、ニューヨーク・ニックスサンアントニオ・スパーズが対戦した。

 ニックスはジェイレン・ブランソンミケル・ブリッジズジョシュ・ハートOG・アヌノビーカール・アンソニー・タウンズが先発に名を連ねた。

 一方のスパーズは準決勝のオクラホマシティ・サンダー戦に続き、負傷明けのビクター・ウェンバンヤマをベンチから起用。ディアロン・フォックスステフォン・キャッスルデビン・バッセルハリソン・バーンズ、ルーク・コーネットがスターティングファイブを務めた。

 タウンズの3ポイントシュートで幕が開けた試合は、第1クォーター開始2分23秒からフォックス、コーネット、バッセル、バーンズの連続得点でスパーズが逆転。リードを許す時間帯もあったが、ワンポゼッション差で進めると、残り53秒にケルドン・ジョンソンが同点の3ポイントを沈め、フォックスのフリースロー2本で勝ち越した。

 第2クォーターはリードを保つスパーズに対し、ニックスが食らいつく展開。4点ビハインドで迎えた残り42秒からアヌノビーの2連続得点で追いついたものの、フォックスがシュートを決め返し、59-61とスパーズの2点リードで試合を折り返した。

 前半を終えて、ニックスはアヌノビーが20得点、ブランソンが15得点、タウンズが9得点7リバウンドを記録。スパーズはバッセルが12得点、コーネットが10得点、フォックスが9得点8アシスト、キャッスルが6得点7アシストを挙げ、8得点のディラン・ハーパーを含めベンチメンバーが18得点を稼いだ。

 スパーズは第3クォーター開始からフォックスの2連続3ポイントが飛び出すと、残り5分50秒からハーパーの長距離砲、キャッスルのフリースローでリードを11点に拡大。点差を詰め寄られた場面では、ウェンバンヤマの連続得点で再び突き放した。追いかけるニックスは同1分50秒からジョーダン・クラークソン、タイラー・コーレックが連続で3ポイントを成功。89-94で第3クォーターを終えた。

 勢いままにニックスが第4クォーター開始からミッチェル・ロビンソン、クラークソンの連続得点で8-0のラン。アヌノビーの長距離砲などもあり、開始3分59秒にリードを7点へ広げた。

 試合終了残り1分56秒にコーレックのアシストからアヌノビーが3ポイントを沈め、ニックスが8点をリード。そのまま逃げきり、ロサンゼルス・レイカーズ、ミルウォーキー・バックスに続き、NBAカップの頂点に立った。

■試合結果
ニューヨーク・ニックス 124-113 サンアントニオ・スパーズ
NYK|28|31|30|35|=124
SAS|30|31|33|19|=113

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