2025.12.29
ロサンゼルス・クリッパーズが、12月21日(現地時間20日、日付は以下同)のロサンゼルス・レイカーズ戦を皮切りに、29日のデトロイト・ピストンズ戦にかけて今シーズン最長の4連勝を飾った。
チームは先発センターで平均15.6得点11.1リバウンド2.5アシスト1.0ブロックにフィールドゴール成功率60.9パーセントを残すイビツァ・ズバッツが、レイカーズ戦の第1クォーター終盤に左足首を負傷。翌22日にグレード2の左足首捻挫のため、ズバッツが数週間を欠場することになると『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が報じていた。
戦力ダウンとささやかれていたクリッパーズだったが、24日のヒューストン・ロケッツ戦(128-108)、27日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦(119-103)、29日のピストンズ戦(112-99)と、いずれも10点差以上をつけて勝利。
その要因の1つにブルック・ロペスの働きが挙がる。キャリア18年目の今シーズン、クリッパーズへ新加入した216センチ127キロのビッグマンは、“ストレッチ5”となってフロアにスペースをもたらし、カワイ・レナードやジェームズ・ハーデンが積極果敢にアタックできている。
ブレイザーズ戦では33分15秒コートに立ち、3ポイントシュートを14投中9本(成功率64.3パーセント)も沈めてシーズンハイの31得点に5リバウンド2ブロックの大暴れ。
37歳のベテランは、3ポイント成功9本でキャリアハイを更新。『ESPN Insights』によると、37歳以上の選手が1試合に9本以上の3ポイントを決めたのは、ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリー(4回)、レイカーズのレブロン・ジェームズ(2回)に続いてロペスがNBA史上3人目。
さらに、ブレイザーズ戦ではロペスの31得点に加えてハーデンが34得点6アシスト、レナードが28得点8リバウンド6アシスト3スティールをマーク。34歳以上の3選手が、1試合でそろって25得点以上を奪ったのはNBA史上初だと『OptaSTATS』が報じている。
今シーズン最長の4連勝としたクリッパーズは、29日を終えてウェスタン・カンファレンス13位の10勝21敗。負け越しに変わりはないものの、ここ10戦では5勝5敗で勝率5割を残している。
Brook Lopez becomes the third player in NBA history with NINE 3-PT FG in a game after turning 37, joining Stephen Curry (four times) and LeBron James (twice). pic.twitter.com/7rMSYTu4fe
— ESPN Insights (@ESPNInsights) December 27, 2025
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