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クリッパーズが今季最長の4連勝…キャリア14年目のカワイ・レナードが自己最多の55得点

ズバッツ離脱後に爆発しているレナード[写真]=Getty Images
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 12月29日(現地時間28日、日付は以下同)。ロサンゼルス・クリッパーズは、ホームのインテュイット・ドームでデトロイト・ピストンズへ一度もリードを許さず、最大26点差をつけて112-99で完勝した。

 相手はイースタン・カンファレンス首位の24勝8敗で、ディフェンシブ・レーティング110.9でリーグ2位の堅守を誇るピストンズながら、クリッパーズは上位チームをねじ伏せた。先発センターのイビツァ・ズバッツをケガで欠く中、チームは今シーズン最長の4連勝をマーク。

 その立役者となったのはカワイ・レナード。得意のミッドレンジジャンパーに加え、3ポイントシュートやドライブからフィニッシュするなど高確率でショットを沈めていき、フィールドゴール成功率65.4パーセント(17/26)、3ポイント成功率50.0パーセント(5/10)、フリースロー成功率94.1パーセント(16/17)で決め切った。

 今シーズンでキャリア14年目のレナードは、トロント・ラプターズ時代の2019年1月2日のユタ・ジャズ戦で残した45得点を大幅に上回り、キャリアハイの55得点をたたき出した。

 34歳のベテランは、55得点に加えて11リバウンド5スティール3ブロックと攻防両面で大暴れ。スティールとブロックが正式スタッツになった1973-74シーズン以降、1試合で55得点、5スティール、3ブロックを残したNBA史上初の選手となり、直近50年間で50得点、10リバウンド、5スティールを残したハーデンに次ぐ2人目の選手に。

 ピストンズ戦でレナードが残した55得点は、11月23日のシャーロット・ホーネッツ戦でハーデンが奪った55得点と並び、クリッパーズの球団最多得点タイ記録となった。

 直近3試合で、レナードは驚異の平均41.3得点9.0リバウンド4.3アシスト2.7スティール1.3ブロックを誇っている。5連勝をかけて、クリッパーズは31日にサクラメント・キングス戦へ臨む。

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