2025.12.29
12月29日(現地時間28日、日付は以下同)。トロント・ラプターズは、ホームのスコシアバンク・アリーナでゴールデンステイト・ウォリアーズを迎えた。
試合は第4クォーター残り1分43秒で、ステフィン・カリーの3ポイントシュートが決まり、アウェーのウォリアーズが7点をリード。するとラプターズはスコッティ・バーンズのダンク、ブランドン・イングラムのプルアップジャンパー、イマニュエル・クイックリーの長距離砲が決まって同点に追いつく。
その後ウォリアーズはブランディン・ポジェムスキーがオフェンシブ・リバウンドから残り32.8秒に2点リードへ導くショットを決めるも、お返しとばかりにラプターズもバーンズがオフェンシブ・リバウンドからティップショットを成功し、延長に持ち込む。
延長に入ると、ラプターズがバーンズ、イングラムらが加点し、最終スコア141-127でウォリアーズに勝利し、イースタン・カンファレンス4位の19勝14敗とした。
ラプターズでは、クイックリーが27得点4リバウンド7アシスト、イングラムが26得点4リバウンド6アシスト、ジャコービー・ウォルターが18得点、サンドロ・マムケラシュビリが13得点6リバウンド2スティール、RJ・バレットが12得点7リバウンド4アシスト、オチャイ・アバジが10得点4リバウンドを記録。
そしてバーンズが今シーズン初(通算7度目)のトリプルダブルを達成。24歳のウイングプレーヤーは、ウォリアーズ戦で23得点10アシストに9本のオフェンシブ・リバウンドをもぎ取り、キャリアハイの25リバウンドと大暴れ。
203センチ107キロのオールラウンダーは、今シーズンのNBA最多となる25リバウンド。この25リバウンドは、ビスマック・ビオンボ(現サンアントニオ・スパーズ)が2016年3月18日のインディアナ・ペイサーズ戦で残した25本と並んで球団史上最多タイとなった。
直近40年間で、1試合に20得点、25リバウンド、10アシスト超えのスタッツラインをクリアしたのはニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)とバーンズのみ。キャリア5年目をプレーする24歳は、驚異的なパフォーマンスでラプターズの勝利を大きく後押しした。
2025.12.29
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