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古巣トロントへ凱旋し、大歓声で迎えられたラウリー「僕のキャリアで最高の瞬間の1つ」

ラプターズのアリーナで温かく歓迎されたラウリー[写真]=Getty Images
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 フィラデルフィア・セブンティシクサーズは、敵地スコシアバンク・アリーナで、1月12、13日(現地11、12日、日付は以下同)にトロント・ラプターズとのアウェー2連戦に臨み、1勝1敗で終えた。

 12日は同点15度、リードチェンジ16度の激戦となり、延長の末に115-116でラプターズに惜敗。翌13日ではシクサーズが約42分間でリードを保持し、115-102でリベンジに成功。

 13日の一戦で、シクサーズはタイリース・マクシーがゲームハイの33得点、ジョエル・エンビードが27得点8リバウンド4アシスト2スティール、VJ・エッジコムが15得点8アシスト、ポール・ジョージが15得点4リバウンド6アシストをマーク。

 そして、アウェーのシクサーズ勝利が濃厚となった第4クォーターで、会場に集まった1万8127人の観客はホームチームの敗戦を前に“We want Lowry!”チャントを開始。シクサーズに所属するカイル・ラウリーは、かつてラプターズで9シーズンをプレーし、2018-19シーズンには球団初優勝にも大きく貢献したレジェンド。

 すると試合時間残り1分57秒。優勝時の指揮官で、現在シクサーズで指揮を執るニック・ナースHC(ヘッドコーチ)がマクシーとの交代でラウリーをコートへ送り込むと、そのマクシーも含めて会場全体が温かい拍手で“球団の功労者”を歓迎した。

 キャリア20年目のラウリーにとって、今シーズンは引き続き若手のメンター役が中心。2025年12月24日のブルックリン・ネッツ戦以来、2026年初の出場となり、約2分間で無得点に終わるも、3ポイントシュートを3本放った。

 12日の試合は接戦だったこともあり、39歳の大ベテランを起用できなかったが、ナースHCは試合後に「観客の皆さんは、私が本当にコートへ送り込むと思っていなかったと思うが、私はあの場でそうするつもりだったし、いいタイミングでやれた。あそこで彼を1人だけにして、そういうことができたのは嬉しかった」と話していた。

 ラプターズ時代、オールスターに6度選ばれた実績を持つラウリーは、古巣との試合を終えて「おそらく僕のバスケットボールキャリアで最高の瞬間の1つを経験する機会を得た」と感謝。

「僕がこれまでのキャリアで成し遂げてきたことの多くは、ここにいるファンの前で達成してきた。だからこそ、この場所は僕にとって特別なんだ」

 ラウリーはそう語り、ラプターズへの想いも口にしていた。通算アシスト数(4277本)、スティール数(873本)、トリプルダブル数(16回)、3ポイント試投数(4031本)と成功数(1518本)で球団歴代トップに立つ男へ、ラプターズはすでに彼の現役引退後、背番号7を永久欠番にすることを発表している。

 それが今シーズン終了後になるのかは未定。ただ、もしこのままラウリーが現役を退くことになれば、今回の古巣凱旋は最後の機会となるだけに、感動的な瞬間となったに違いない。

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