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選手会がカニングハムの現状をふまえてアウォードの対象になる“65試合ルール”の改正を要求

イースト首位のピストンズを引っ張るカニングハム[写真]=Getty Images
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 3月25日(現地時間24日、日付は以下同)。NBA選手会(NBPA)は、デトロイト・ピストンズケイド・カニングハムが今シーズンのアウォードの対象外になってしまうのは“あってはならないこと”とし、広報を通して“ルール改正”をリーグへ求めた。

 現状、レギュラーシーズン終了後の投票で選出されるMVPや最優秀守備選手賞(DPOY)、オールNBAチーム、オールディフェンシブチームといったアウォードは、82試合のうち65試合以上に出場していなければ対象外となる。

 今シーズンのピストンズは、25日を終えてイースタン・カンファレンス首位の52勝19敗で、すでに「NBAプレーオフ2026」出場も決めている。カニングハムはそのチームで最多の平均24.5得点9.9アシストに5.6リバウンド1.5スティールをマーク。MVP候補の一角であり、オールNBAチーム入りが確実視されている。

 しかし、ピストンズは今月20日にカニングハムが左の肺気胸と診断され、2週間後に再検査を受ける予定と発表。11試合を残しているが、すでに10試合を欠場しているカニングハムは、あと8試合欠場すると“65試合出場”に届かないため、アウォード候補から落選となる。あと4試合に出場すればアウォードの対象になるのだが、チームから発表されたのはあくまで“2週間後の再検査”であって、2週間後に復帰が決まったわけではない。

 そのため、NBA選手会は声明でこう述べていた。

「キャリアの中で重要なシーズンを送ったケイド・カニングハム選手が、ポストシーズンのアウォード対象外になる可能性があることは、65試合出場ルールの明白な欠陥であり、重大なケガの場合には例外を設けるなど、このルールを廃止または改正する必要があることを示すもうひとつの例です。このルールが導入されてから、あまりにも多くのふさわしい選手たちが、過度に厳格な出場枠によってシーズン終了後のアウォードから不当に除外されてきました」

 今シーズンは、“65試合ルール”によってヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)やステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)がすでにアウォード対象外。

 ちなみに、65試合の出場に満たない選手でも、62試合に出場し、シーズン終了となるケガを負った場合に対象となる可能性がある。ただし、カニングハムのケースはこれに該当しないため、現行ルールでは65試合以上の出場が必須となる。

 カニングハムがピストンズをイースト首位へ導いている殊勲者なのは間違いない。だがこの“65試合ルール”をシーズン中に改正するかどうかは微妙。今シーズンの結果をふまえて、来シーズン以降にルール改正あるいは新たに例外のケースが設けられるかもしれない。

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