2026.06.11
6月11日(現地時間10日、日付は以下同)にマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)で行われた「NBAファイナル2026」第4戦は、9日の第3戦を115-111で勝ち切ったサンアントニオ・スパーズが、第1クォーターを終えてニューヨーク・ニックス相手に41-22で19点をリード。
スパーズはアウェーながら前半終了時点で76-49と27点差をつけた。この日の前半は3ポイントシュートが絶好調で、デビン・バセルが4本をノーミスで沈めたほか、ディラン・ハーパーも3投中3本、ディアロン・フォックスも5投中3本を決め切り、チーム全体で成功率53.8パーセント(14/26)をたたき出し、ハーフにおけるNBAファイナル新記録となる14本も成功。
だがホームのニックスが諦めることはなかった。前半でジェイレン・ブランソンが19得点、OG・アヌノビーが14得点を奪うと、後半に入っても両選手が得点面でチームを引っ張り、第4クォーター残り6分35秒でカール・アンソニー・タウンズのショットが決まって1ケタの9点差へ縮める。
するとスパーズがすぐさまステフォン・キャッスルのフリースロー2本で11点差へ戻すも、MSGへ集まった1万9812人の大歓声を背に、ニックスがさらに追い上げていき、残り1分22秒にブランソンのフローターが決まり、1点リードへ持ち込む。
残り30.3秒でキャッスルが2本のフリースローを成功させ、スパーズが再び1点をリードも、残り5.7秒で迎えたニックス最後のポゼッションでドラマが待っていた。
OG ANUNOBY’S GAME WINNING TIP IN. pic.twitter.com/5GOGHutoYc
— NEW YORK KNICKS (@nyknicks) June 11, 2026
ブランソンが2人のディフェンダーを引き連れて放った3ポイントこそ外れるも、マークマン不在だったアヌノビーがリムへ向かい、残り1.2秒に勝ち越しのティップショットを成功。スパーズは最後のポゼッションでショットまで持ち込めず、最終スコア107-106でニックスが勝利。
第3クォーター途中に背負った29点差(52-81)をひっくり返したことで、ニックスはNBAファイナル史上最大の逆転劇を完遂。スパーズとのシリーズを3勝1敗とし、1973年を最後に遠ざかっているNBAチャンピオンまであと1勝とし、敵地フロストバンク・センターへ乗り込んで14日の第5戦に臨む。
ニックスではブランソンがゲームハイの36得点に5リバウンド7アシスト3スティール、7本の3ポイントに加えて決勝弾も沈めたアヌノビーが計33得点4リバウンド、タウンズが13得点10リバウンドを残した。
対するスパーズは、ビクター・ウェンバンヤマが24得点13リバウンド3ブロック、ハーパーが21得点4リバウンド3アシスト、フォックスが18得点5リバウンド7アシスト2スティール、バセルが18得点5リバウンド4アシスト、キャッスルが13得点5リバウンド5アシストを残すも、痛恨の大逆転負けを喫してしまい、1勝3敗で追い込まれた。
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