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次世代の「挑戦」の伴走者へ… 第一ライフグループが八村塁の「BLACK SAMURAI 2026」プロジェクトを支援するワケ

株式会社第一ライフグループ コーポレートコミュニケーションユニット ブランド推進室の村中隼斗さん、加藤大雅さん、塩原まりえさん[写真] = 須田康暉
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 日本バスケットボール界の至宝、八村塁が主宰する次世代育成プロジェクト「BLACK SAMURAI 2026」。今年、神戸で行われる「KOBE CAMP」をPresenting Partnerとして、名古屋で行われる「SUMMIT」をDiamond Partnerとして、いずれもトップスポンサーとして支援するのが今年4月に商号変更を行った「株式会社第一ライフグループ」(旧・第一生命ホールディングス株式会社)だ。
 なぜ、伝統ある国内最大級の保険グループが、八村の挑戦を支えるのか。第一ライフグループ側の担当者であるブランド推進室の塩原まりえさん、村中隼斗さん、加藤大雅さんの3人に、支援の背景にある熱き想いを聞いた。

インタビュー・文=峯嵜俊太郎(バスケットボールキング編集部)
写真=須田康暉

BLACK SAMURAI 2026とは?

NBA選手・八村塁が世界の舞台で培った経験とマインドセットを共有し、日本バスケットボールの強化とさらなる発展を目指すプロジェクト。2025年8月に愛知県名古屋市の「IGアリーナ」で大規模なキャンプを実施し、2年目となる今年は神戸、名古屋、富山の3カ所でイベントを開催する。

■なぜ「第一ライフグループ」はスポーツを支え続けるのか

――今回、お三方にいらしていただきましたが、「BLACK SAMURAI 2026」との取り組みにおいて、それぞれの関わり方を教えていただけますか。

塩原 私は今「ブランドアクション」という、スポーツに限らず企業としてのパーパスを体現するアクションを推進していく企画のリーダーを務めています。そのなかで、本件においては村中さんに全体の指揮を、加藤さんにはSNSやオウンドメディアの活用を担当してもらっています。ただイベント会場にロゴを出すだけではない、自分たちのメディアを最大限活用してイベントの支援や当社の思いを伝えていくという施策の1号案件になります。

――それではまず最初に、御社がこれほどまでにスポーツ支援に力を入れている理由を教えてください。例えばグループ会社の第一生命保険では、プロダンスリーグのD.LEAGUEやブレイキンのShigekix選手、スケートボードの四十住さくら選手など、非常に多岐にわたるジャンルをサポートされていますよね。

村中 私たち「第一ライフグループ」は、2026年4月に商号変更を行い、新たなブランドとしてスタートを切りました。その根底にあるのは、グループパーパスとして掲げている「共に歩み、未来をひらく 多様な幸せと希望に満ちた世界へ」という想いです。
 スポーツには、まさに私たちが大切にしたい要素が凝縮されています。「挑戦する力」「仲間との強い絆」「心身の健康」。これらは人生を豊かにするために不可欠なものです。トップアスリートを応援すること、そしてスポーツを楽しむすべての人々を支援することは、私たちのパーパスを最も具現化しやすいアクションの1つなのです。

――その中で、今回八村塁選手の「BLACK SAMURAI 2026」プロジェクトへの協賛を決めた経緯は何だったのでしょうか?

塩原 4月にブランドが新しくなるタイミングで、スポーツにまつわる協賛や取り組みをより展開していきたいと考えていました。昨年度から色々な機会を模索し続けてきたなかで、八村選手の「BLACK SAMURAI 2026」のお話をいただいたんです。昨年度の様子や八村選手の哲学を改めてお伺いした際、私たちの新ブランドのコンセプトと驚くほど親和性が高かったんです。
八村選手はご自身が得た「世界基準」の経験を、自分だけのものにせず、日本の次の世代に還元しようとしている。この「未来をひらく」ために次世代を育成するという姿勢に、私たちは深く共感しました。新ブランドの第1号案件として、これ以上素晴らしいものはないと判断し、協賛を決定した次第です。

昨年開催された「BLACK SAMURAI 2025 THE CAMP」の様子[写真]=BLACK SAMURAI 2025

――それまでは、バスケットボールや八村選手にはどのような印象をお持ちでしたか?

加藤 私は母校の体育館が「スラムダンク」に登場した体育館のモデルで、海外ファンの方々が聖地巡礼に訪れる光景を間近で見てきたこともあり、バスケットボールに注がれる熱狂の凄まじさは肌で感じていました。今回の取り組みを通しても日本バスケットボール界の熱量の高さ、勢いというものをすごく感じています。
 八村選手については、バスケットボールに詳しくない方でもその存在を知っているくらい、日本を代表するアスリートの一人だと認識していました。そんな選手が、日本国内で若い人の夢を後押しするイベントを開催する。第一線を走るだけではなくて日本に、次世代に経験を還元する、そういう意識も高い方なんだなということで、すごく感銘を受けましたね。

村中 加藤さんの言った通り、八村選手は日本バスケ界のトップランナーで、NBAという世界最高峰の舞台で戦う「挑戦者」というイメージもあると思います。一方で、当社の中核事業である国内保険事業というのは、「守る」とか「安心」みたいなイメージが強い。だからこそ、今回八村選手を支援することは、今後私たちが伝えていきたいメッセージを考えた上でも非常に大きいことだと思います。彼の持つグローバルな舞台での強さや先進性は、私たちが目指す新たなブランドイメージそのものなんです。

■現地で「金融セミナー」実施へ…八村も認めた「お金の話」の必要性

――今回、第一ライフグループが支援している「KOBE CAMP」と「SUMMIT」はどちらも中高生が対象です。彼らにどのような「体験」を持ち帰ってほしいと考えていますか?

塩原 「世界基準」を肌で感じてほしいと思っています。これはスポーツ業界以外でも言えることですが、日本で生活しているとなかなか海外のトップの目線に触れる機会はありません。私自身の経験ですが、幼少期にアメリカで「世界は広い」と感じたことで海外生活という夢を抱き、のちにロンドン駐在という形でそれを叶えることに繋がりました。今回、八村選手やNBAコーチのフィル・ハンディさんのような“本物”と触れることは、今後の人生にも大きな影響を与えうる何物にも代えがたい「原体験」になるはずです。

――神戸と名古屋では、第一ライフグループ主催の中高生向けの「金融経済教育セミナー」も実施されるそうですね。

塩原 スポーツキャンプにお金の話なんて、と思われるかもしれませんが、私たちが金融業をなりわいとしているからこそ届けられる価値だと思っています。当社グループのシンクタンク(第一ライフ資産運用経済研究所)のエコノミストが、中高生向けに「夢を叶えるために、お金がどんな役割を果たすのか」をわかりやすく伝える予定です。

――八村選手ご自身も、この取り組みに賛同されているとお聞きしました。

塩原 「セミナーをやらせてほしい」という打診をしたところ、八村選手から、ご自身の原体験として「お金についてプロになってから困った経験をした」と。「若いうちに知ることはいいことなので、ぜひやってください」というお言葉をいただいたと伺っています。参加者の皆さんには、10年後や20年後に「あのキャンプでバスケも教わったけど、お金の話も聞いたな」と思い出してもらえたらうれしいですね。

加藤 冒頭で塩原さんが話した通り、今回の取り組みは当社のオウンドメディアやSNSでもしっかりと発信していく予定です。セミナー開催への思いなども記事コンテンツとして発信していく予定ですので、ぜひご覧いただければと思います。もちろん、現地取材コンテンツも予定しているので、イベント後も皆さんにチェックしていただければありがたいです。

■「1分1秒を楽しんでほしい」…次世代の選手たちへのエール

――協賛が発表された際、社員の方々や地域の反応はいかがでしたか?

村中 4月に新ブランドを発足したこともあって、お客さまだけでなく社員からも「今後どう変わっていくんだろう」という声は聞こえていました。そこで初めての大型協賛が「八村塁選手のイベントとコラボする」ということで、驚きと興奮に近い反応がありましたね。また、イベントが開催される神戸や名古屋の支社では、「BLACK SAMURAIとコラボするんだってね」とお客さまから言われることが結構あるそうです。話題性の高さや期待感というものは非常に感じております。

――まさにスポーツが持つ「熱」が、新ブランドへの期待値としてダイレクトにお客さまへ届いている印象です。今回の手応えを経て、今後のスポーツ支援の拡大についてはどうお考えでしょうか。

塩原 冒頭でも紹介した、第一ライフグループとしてのパーパスを体現する活動「ブランドアクション」を推進していく上で、スポーツとの親和性は非常に高いです。その魅力の一つが「結末がわからないこと」だと思っています。そこで生まれる熱狂には、誰にも予想ができないほどの力があります。これはなかなか他に代えがたいものですので、バスケットボールに限らず、広域なスポーツ支援には今後も積極的に注力していく考えです。

――それでは最後に、キャンプに参加する選手たちへのエールをお願いします。

村中 キャンプの2日間、3日間という時間は本当に一瞬で過ぎ去ってしまうと思います。1分1秒を大切に楽しんでもらいたいなと思っています。この経験を通じて、もっとバスケを好きになってほしい。純粋に楽しんでくれたらいいなと思っています。

加藤 私もスポーツをやってきた人間ですが、振り返ったときにやっぱり大事だったのは「楽しむこと」だったなと。世界水準の中で、どうやったら自分が楽しめるかと考えながらやってほしいです。それができれば、より素晴らしい体験になるはずです。

塩原 参加者の方の中から八村選手に次ぐような選手が生まれていってくれたら素晴らしいですが、一方で、どこかでバスケを離れるタイミングが来たとしても、このイベントで世界基準を感じられた経験というのは、必ず人生の糧や心の支えになると思っています。今回の経験を皆さんの人生を輝かせるようなものとして、持ち帰ってもらえたらいいなと思っております。全力で応援しています。

BLACK SAMURAI 2026 開催概要

▼Daiichi Life Group PRESENTS BLACK SAMURAI KOBE CAMP
日程:8月4日(月)~5日(火)
会場:GLION ARENA KOBE(神戸)

BLACK SAMURAI SUMMIT 2026
日程:8月6日(水)~8日(金)
会場:IGアリーナ(名古屋)

▼YKK AP PRESENTS BLACK SAMURAI 富山 Homecoming
日程:8月22日(土)
会場:YKK AP ARENA(富山)

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