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クラークがW杯デビュー戦で11アシストの米国新記録…5連覇狙う絶対女王の初戦白星をけん引

デビュー戦でアメリカ代表の1試合最多アシストを記録したクラーク [写真]=fiba.basketball
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 9月4日、ドイツ・ベルリンで開幕した「FIBA女子ワールドカップ2026」の予選グループフェーズ初戦において、大会5連覇、そして通算12回目の優勝を目指す女子アメリカ代表(FIBAランキング1位)は女子中国代表(同2位)と対戦。前回大会の決勝の再戦となったアメリカの圧倒的な選手層の厚さとオフェンス力が中国を圧倒し、幸先よく白星発進を決めた。この試合、全米から大きな注目を集めるスターガードのケイトリン・クラークが待望のワールドカップデビューを果たし、歴史的な新記録を樹立した。

 ベンチスタートとなったクラークは、コートに立つとすぐにその才能を発揮した。コートに立ってからわずか4分間で4つのアシストを記録してゲームのテンポを一気に引き上げた。

 最終的にクラークは、14得点に加えて11アシスト、さらに3ポイントシュート3本を沈める圧巻のパフォーマンスを披露。この「11アシスト」は、アメリカ代表のプレーヤーがワールドカップのデビュー戦で記録した史上最多のアシスト数となった。これまでは、2022年大会のベルギー戦でアリサ・トーマスがマークした9アシストが最高記録だったが、クラークは初舞台でその記録を軽々と塗り替えた。

 さらに、クラークはこの試合でターンオーバーを「0個」に抑えた。1994年以降の女子ワールドカップにおいて、1試合に10アシスト以上を記録したのはクラークが史上8人目。さらに、1つのターンオーバーも犯さずに10アシスト以上を記録したのは、大会の歴史においてクラークが史上初めての快挙となった。この非の打ち所がないプレーメイクにより、クラークはデビュー戦にしてチームを勝利へ導き、マン・オブ・ザ・マッチにあたる「TCLプレーヤー・オブ・ザ・ゲーム」に選出された。

「誰もシュートを外さないように感じました」

クラークは14得点11アシストとダブルダブルを達成 [写真]=fiba.basketball

 大会の公式サイトに掲載されたレポートによると、試合後、アメリカ代表を率いるカーラ・ローソンヘッドコーチは、クラークの素晴らしい活躍を称賛した。

「ケイトリンのプレーは素晴らしかった。ベンチから出てきてゲームのテンポをガラリと変えてくれた。11アシストを記録した彼女のゲームメイクは実に見事だった」

 また、周囲からの称賛を浴びたクラーク自身は、偉大な先輩たちへの感謝とリスペクトを口にしている。

「これほど才能あふれる素晴らしい選手たちと一緒にプレーしていると、誰にパスを出してもシュートを外さないように感じられます」としたうえで、「これまでに国際大会の最高峰の舞台で金メダルを獲得した経験を持つ5人のチームメートに囲まれているので、彼女たちの背中を追いかけ、教えてくれる知恵をすべて吸収したい」と謙虚に語った。

 自身のプレースタイルへのこだわりについては、「ゲームをコントロールして速いテンポでプレーすること、チームメートをセットアップすること、ペイントエリアに侵入してペネトレーションを仕掛けることが目標の一つだった。相手のゾーンディフェンスに対して、そこは特に意識していた焦点だった」と明かし、自らの描いたゲームプランを完璧に体現できたことに確かな手応えを示した。

■FIBA女子ワールドカップにおける1試合個人最多アシスト記録(1994年以降)

 クラークが歴史に名を連ねた、女子ワールドカップにおける1試合個人最多アシスト記録(1994年以降)のリストは以下のとおり。

【1位】13アシスト
原田裕花(日本/1994年 ケニア戦) (1TO)
ジュリー・アレマンド(ベルギー/2018年 フランス戦) (3TO)

【3位】12アシスト
ドーン・ステーリー(アメリカ/1998年 ロシア戦) (1TO)
銭薇娟(チャイニーズ・タイペイ/2002年 チュニジア戦) (2TO)
ジュリー・アレマンド(ベルギー/2018年 アメリカ戦) (3TO)

【6位】11アシスト
ケイトリン・クラーク(アメリカ/2026年 中国戦) (0TO)
エマ・ミースマン(ベルギー/2022年 プエルトリコ戦) (1TO)
リセット・カスティージョ・イグレシアス(キューバ/1998年 スロバキア戦) (3TO)

【9位】10アシスト
アンドレア・カロリ(ハンガリー/1998年 中国戦) (1TO)
イネイディス・カサノバ(キューバ/2014年 ベラルーシ戦) (2TO)
ラウラ・ニコリーニ(アルゼンチン/2006年 カナダ戦) (2TO)
楠田香穂里(日本/2002年 セネガル戦) (3TO)
オードリー・ソウレ・ギレスピー(フランス/2006年 キューバ戦) (3TO)
チェ・ユナ(韓国/2006年 チャイニーズ・タイペイ戦) (3TO)
エリカ・ドブロヴィコヴァ(スロバキア/1994年 スペイン戦) (4TO)
イベタ・ビエリコバ(スロバキア/1998年 韓国戦) (5TO)
イトロ・ウモー(ナイジェリア/2006年 チャイニーズ・タイペイ戦) (7TO)

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