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ケリー・オリニク、欧州BCローマに加入…ドンチッチがオーナーを務める新設チーム

ケリー・オリニクの新天地はヨーロッパへ [写真] = Getty Images
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 元NBA選手のケリー・オリニクが、イタリアのBCローマに加入するようだ。10月4日(現地時間3日)、クラブが正式に発表した。

 オリニクは現在、イタリア入国ビザの発給に必要な手続きを進めており、近日中にローマへ到着する予定。背番号は「22」に決まったという。

 カナダ出身のオリニクは、ゴンザガ大学で頭角を現すと、2013年のNBAドラフト全体13位指名を受けボストン・セルティックスでキャリアをスタートさせた(ダラス・マーベリックスから指名後、指名権がセルティックスへトレード)。ルーキーイヤーから71試合に出場すると、同シーズンのNBAオールルーキー・セカンドチームに選出された。その後、マイアミ・ヒート、ヒューストン・ロケッツ、デトロイト・ピストンズ、ユタ・ジャズ、トロント・ラプターズ、ニューオーリンズ・ペリカンズ、サンアントニオ・スパーズを渡り歩き、NBAで11シーズンを過ごした。

 211センチのサイズを持ちながら、3ポイントシュートやパスを得意とするビッグマンとして長く活躍。NBA通算842試合で平均9.8得点5.0リバウンド2.4アシストを記録し、キャリア通算の3ポイント成功率は36.9パーセントに達している。昨シーズンはスパーズで42試合に出場し、平均3.2得点1.8リバウンド1.2アシストを記録した。チームはNBAファイナルへ進出したものの、オリニクの出場機会は限られ、プレーオフでは9試合の出場にとどまった。

 なお、今回オリニクが加入するBCローマは、ルカ・ドンチッチ(ロサンゼルス・レイカーズ)がオーナーグループに名を連ねる新たなプロジェクトである。

 2026年5月、ドンチッチと元ダラス・マーベリックスGM(ゼネラルマネージャー)のドニー・ネルソンらによるグループが、イタリア・セリエAのヴァノリ・クレモナを買収。その後、チームをローマへ移転させる形で新たなプロジェクトをスタートさせた。ドンチッチにとっては、欧州のクラブを所有するという長年の夢を実現する形となったという。

 ドンチッチは6月、ローマでプロジェクトについて説明した際、「欧州でチームを所有することは、ずっと夢見ていたこと」と語り、バスケットボールが盛んな欧州で育った自身にとって、競技の発展に貢献する機会になるとの思いを明かしている。

 クラブは2026-27シーズンからセリエAに参戦し、将来的にはNBAとFIBAが立ち上げを進めるNBA Europeへの参加も視野に入れている。ドンチッチ自身も、ローマを欧州バスケットボールの主要都市へ押し上げる構想を掲げており、今回のBCローマは単なる新チームではなく、NBAスターが自ら関わる大型プロジェクトとしても注目を集めている。

 NBAで842試合に出場した実績を引っ提げ、NBAを離れて初めて欧州の舞台へ挑むオリニク。35歳のベテランが、ローマでどのような存在感を示すのか注目される。

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