2018.03.20
NBAはオールスターブレイクを終え、2月23日(現地時間22日)に後半戦がスタートした。4月12日(同11日)のレギュラーシーズン最終日まで、各チームは20試合以上も戦うこととなる。
そこで現地メディア『USA TODAY Sports』では、シーズン終盤戦の見どころとして8つのポイントを挙げていたので、2回に分けて4つずつ紹介していきたい。こちらは後半の4つをお届けしよう。
5.スター選手たちのコンディション
今年のオールスターは、デマーカス・カズンズ(ニューオリンズ・ペリカンズ)、クリスタプス・ポルジンギス(ニューヨーク・ニックス)、ケビン・ラブ(クリーブランド・キャバリアーズ)、ジョン・ウォール(ワシントン・ウィザーズ)の4名がケガにより欠場となった。
4月15日(同14日)から始まるプレーオフに向けて、イーストではラブとウォールはそれぞれのチームにとって不可欠な存在なだけに、彼らがチームに復帰し、どれだけのパフォーマンスを発揮できるか。左手の負傷により3月中旬以降の復帰が予想されるラブは、4年連続でイースト制覇を狙うキャブスにとって、レブロン・ジェームズに続くチーム2番手のベストプレーヤー。ウィザーズはウォール(左膝の負傷により3月後半の復帰が見込まれている)離脱後8勝2敗としているが、プレーオフを勝ち抜くためにはウォールの活躍がマストとなる。
ウエストでは、カズンズが今季絶望となる中、チームに忠誠を誓うアンソニー・デイビス率いるペリカンズはシカゴ・ブルズとのトレードでストレッチ4タイプのニコラ・ミロティッチを獲得。ミロティッチ加入後3連敗を喫するも、その後は3連勝と調子を上げている。リーグで5本の指に入る実力者と称されるカワイ・レナードが今季絶望の可能性が濃厚なサンアントニオ・スパーズは、ラマーカス・オルドリッジ中心のスローテンポな試合運びでウエスト3位を堅持している。しかし、現有戦力でウエストのトップ2(ゴールデンステート・ウォリアーズとヒューストン・ロケッツ)に真っ向勝負を挑むにはさすがに駒不足。フリーエージェント(FA)の即戦力を獲得するかもしれないため、今後の動きに注目したい。
6.今年のドラフトを左右する成績下位チーム
今年6月22日(同21日)に迎える「NBAドラフト2018」。上位3つの指名権は成績下位のチームによるロッタリー(抽選)となる。現在、イーストではアトランタ・ホークス、ブルックリン・ネッツ、シカゴ・ブルズの3チーム、ウエストではフェニックス・サンズ、ダラス・マーベリックス、サクラメント・キングス、メンフィス・グリズリーズの4チームが20勝未満となっており、この中から今年のドラフト全体1位指名権を得るチームが出てくることとなりそうだ。
ブルズとキングスはベテランを今季途中に放出しており、若手にプレータイムを与えている。マーベリックスはオーナーのマーク・キューバンが「今季は負けることがベストなオプション」と発言し、タンキング(意図的に勝利しようとせず、ドラフト上位指名権を狙うこと)の疑いで60万ドルの罰金を科されるなど問題になった。ネッツが持つドラフト1巡目指名権はキャブスが保有している点も興味深い。
7.激戦必至! ウエストのプレーオフ出場争い
今季はウエストのプレーオフ出場、そして順位争いは激戦となるに違いない。2月23日(同22日)終了時点で、3位から10位までわずか4.5ゲーム差となっているからだ。上から順にサンアントニオ・スパーズ、ミネソタ・ティンバーウルブズ、オクラホマシティ・サンダー、デンバー・ナゲッツ、ポートランド・トレイルブレイザーズ、ニューオリンズ・ペリカンズ、ロサンゼルス・クリッパーズ、ユタ・ジャズと続いている。
終盤になるにつれて、ウエストの3位から10位まではほぼ毎日のように順位が入れ替わってもおかしくはない状況となっている。後半戦で一気に抜け出し、早々にプレーオフ出場の座をつかむチームはどこなのか。反対に、後半戦から調子を落とし、プレーオフ圏外へと転落するチームがあるかもしれない。いずれにせよ、ここに挙げた8チームによる直接対決は、1試合1試合、目が離せない展開となるはずだ。
8.プレーオフを意識した激しい試合が続出か?
この時期になると、プレーオフのファーストラウンドで対決する可能性があるカードとして注目されるケースがある。イーストでは3位のクリーブランド・キャバリアーズから7位のフィラデルフィア・セブンティシクサーズまでわずか2.5ゲーム差ということもあり、順位は入れ替わる可能性は十分。ただ、終盤戦に入り、成績が拮抗する4位と5位はファーストラウンドで対決するため、気が抜けない戦いとなるに違いない。
また、3位から10位までの順位争いが混戦模様のウエストも、ウォリアーズとロケッツのトップ2はほぼ確定のため、この両チームとファーストラウンドで当たりたくないチームが何としてでも勝利しようと、高いモチベーションを持って試合に臨む。ただ、仮にトップ2と対決しなくとも、3位、4位に入れば3位から10位にいるチームのいずれかとファーストラウンドでマッチアップする可能性が高いため、プレーオフを意識した熱戦が繰り広げられることだろう。
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