2018.07.01
今夏、プレーヤーオプションを行使して制限なしフリーエージェント(FA)になることが濃厚なポール・ジョージ(オクラホマシティ・サンダー)は、攻防兼備のオールスタープレーヤーとして知られるスター選手。
昨季までインディアナ・ペイサーズでプレーしたジョージは、2012、13、14年と3年連続でレブロン・ジェームズ(現クリーブランド・キャバリアーズ)率いるマイアミ・ヒートとプレーオフで激突。17年もレブロン率いるキャブスと対決したものの、“レブロン超え”はできず、いずれも敗退している。
それでも、ジョージはレブロン相手にプレーオフで何度もインパクトを残してきた実績を誇り、プライベートでは仲が良い友人の1人である。
一部の報道ではレブロンとジョージが7月に話し合いを行い、そろってロサンゼルス・レイカーズへ移籍というウワサもあるなど、ジョージの去就はレブロンに次ぐ注目を集めていると言えるだろう。
6月14日(現地時間13日)、現地メディア『TMZ Sports』の突撃取材に対して、ジョージはこう語っていた。
「オールスターでは毎回、俺はレブロンと一緒のチームだった。俺が選出されたオールスターには、いつだってレブロンがチームメートだった。彼とプレーするのは大好きさ」。
ジョージは今季を含めて通算5度のオールスターに選出されているのだが、いずれもレブロンとチームメートだった。今年はステフィン・カリー(ゴールデンステート・ウォリアーズ)とレブロンという両キャプテンによるドラフト制だったが、ジョージはレブロンに指名され、“TEAM LEBRON”の一員としてオールスターに出場した。
同メディアは、気になる去就についてもジョージ本人に直撃し、レブロンと共に移籍先を決めるのかを聞いていた。するとジョージは「俺はLA出身だから、LAが大好きなのさ」と切り返していた。
もちろん、ジョージにはサンダーと再契約を結ぶ可能性もあるし、他チームと契約を結ぶ可能性も否定できない。だが、これまで何度も「(故郷に近い)レイカーズでプレーしたい」と公言してきたことから、ジョージがレイカーズ行きを模索していることは否めない。
“レブロン争奪戦”だけでなく、今夏は“ジョージ争奪戦”からも目が離せない。
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