2018.12.26
11月27日(現地時間26日)に行われたヒューストン・ロケッツとワシントン・ウィザーズによる一戦は、バックコート陣による驚異的なスコアリングバトルとなった。
Relive the fantastic OT thriller between #DCFamily & the #Rockets, where John Wall recorded 36 PTS, 11 ASTS & James Harden scored a season-high 54 PTS! pic.twitter.com/t9ewKoAb3f
— NBA (@NBA) November 27, 2018
第1クォーター。アウェーのロケッツは欠場したクリス・ポールに代わって先発出場したエリック・ゴードンが13得点、ジェームズ・ハーデンが8アシストをマークし、42-30と好調な滑り出しを見せる。
するとホームのウィザーズが第2クォーターで反撃。ジョン・ウォールやブラッドリー・ビール、マーキーフ・モリスらが得点を重ねて37-23と圧倒し、2点リードで試合を折り返す。
第3クォーター早々、ロケッツはハーデンが3ポイントプレーを決めて逆転。その後もハーデンが快調に得点を伸ばし、この12分間だけで21得点と爆発。ウィザーズから4点のリードを奪い、最終クォーターを迎えた。
第4クォーターは両チームがリードを奪い合うシーソーゲームに発展。残り1分23秒でビールが3ポイント、残り19.0秒にはオットー・ポーターJr.のフリースローが2投中1本決まり、ウィザーズが2点をリードするも、ロケッツは残り9.8秒にクリント・カペラがハーデンとのホットラインからダンクをたたき込み、ゲームは延長へ突入。
延長ではウォールがロケッツ全体の得点と並ぶ6得点を1人で奪う活躍を見せ、最終スコア135-131でウィザーズが勝利した。
ウィザーズではウォールがシーズンハイの36得点に11アシスト2ブロック、ビールが32得点4アシスト2ブロック。先発バックコート陣だけで68得点と、チーム総得点の半分以上を記録。
さらにモリスがベンチから22得点10リバウンド2スティール、ポーターJr.が14得点6リバウンド3スティール、ジェフ・グリーンが13得点、トーマス・サトランスキーが7アシストと続いた。
ウィザーズはこの試合、ハーデンに54得点、ゴードンに36得点と、ロケッツの先発バックコート陣に90得点を許してしまったものの、延長の末に貴重な白星を手にした。「今でも僕らが(この試合で勝利を)もぎ取ったのが信じられないくらいさ」と試合後にビールが『AP』へコメントしたほど、ロケッツのガード陣は驚異的なパフォーマンスを見せた。
そのロケッツではハーデンが54得点に8リバウンド13アシスト3スティール、ゴードンが8本の3ポイント成功を含む36得点、カペラが17得点14リバウンド4ブロック、ジェームズ・エニス三世が10得点2スティールを挙げるも、これで3連敗。9勝10敗となり、再び借金生活に突入している。
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